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【有料記事】Preview◆流動的なガンバを倒して前に進め!~高橋秀人、吉本一謙、橋本拳人、城福浩監督(2016/05/28)

次の試合に出そうな雰囲気で小平に出現した太田宏介

次の試合に出そうな雰囲気で小平に出現した太田宏介

◯流動的なガンバの攻撃を積極的な守備で抑え込め!

ベスト16でACLから退いたFC東京が、来年度の同大会出場をめざし、再開するJ1リーグ戦に臨む。

あす29日、味の素スタジアムで東京と対戦するガンバ大阪は、主軸である大型フォワードのパトリックが出場するかどうか危ぶまれている状態だが、城福浩監督は「パトリックが出るつもりで準備している」と言う。

「いまは出る、と思って準備しています。ただ、出なかったときに……ちょっと詳しくは言えないのですけれども、パトリックとはスタイルのちがう選手が前線に四枚揃う可能性もあるので、そうなると逆に足許のこまかいパスワークが、さらに脅威になります。パトリックの警戒しなければいけないところ、彼がいなくなった場合の警戒しなければいけないところ、そのふたつを整理して臨みたいと思います。いまは出るものだと思っています」(城福監督)

パトリックの代役が呉屋大翔になるという噂がある。呉屋は夢の島競技場でFC東京U-23と戦ったガンバ大阪U-23の一員として出場しているが、このとき、呉屋を抑えたのが、いまはトップチームに復帰している高橋秀人だった。このためか、高橋はもし呉屋が出場した場合にも対応可能であるとの自信を示している。
「セレッソ大阪U-23との試合では呉屋くんはすごくスーパーで、動き出しがよく、ボールも収まっていた。ちょうどガンバ大阪U-23とFC東京U-23が対戦したときに自分が出場してマッチアップして、そのときはチームとしてパスがあまり出てこなかったのですけれども、いい選手にはちがいない。しかしもし彼が来るのであれば、こちらにはそれなりの対応ができる準備があり、いいイメージは持っています」

いずれにしてもガンバの特長は攻撃陣。ここに自由に動かれると厄介で、対中国戦法でもありここのところの戦い方でもある、攻守にアグレッシヴなサッカーで抑え込むことがキーポイントになりそうだ。
中盤かサイドバックか、先発か途中出場かは不明だが、メンバー入りするだろうと見られている橋本拳人も「前線にはテクニックのある選手とシュートが巧い選手が揃っている。押し込まれると一発が怖い展開になるのかなと思います」と言っている。

吉本一謙はもう少し具体的に対処のイメージを話してくれた。
「トップレベルの選手たちを、

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