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【有料記事】篠田善之監督「ガンバに対してはアグレッシヴなサッカーをやり通したい」。強気の攻守で好調の青黒攻撃陣を封じ込める!(2016/09/24)

ガンバ相手に本来の戦い方でやり抜く決意を示した篠田善之監督

ガンバ相手に本来の戦い方でやり抜く決意を示した篠田善之監督

◯サイドバックの左右交換?

9月23日、FC東京は小平グランドで戦術練習などを実施、25日の対ガンバ大阪戦に備えた。前日22日の練習が中止になったことを受けて14時に開始時刻を変更、長めのトレーニングに取り組んだ。サイドバックの左右を入れ替え、室屋成を左、徳永悠平を右でプレーさせる場面もあったが、篠田監督はこれを「両方やらせておけばいいな、と思っただけです。忘れちゃ困るなと思って、(徳永)悠平も」と言う。左で徳永に問題があれば室屋が左にまわり、その反対のケースがあれば徳永が右にまわる。最近、徳永は左でのプレーが多いことから、右でプレーするときの勘を取り戻しておいてほしいということがあったのだろう。

ただし、これがスタート時点からの“奇策”を意味するものではない。徳永も「練習の最後にやっただけですから、ないと思いますよ」と言っていたが、篠田監督も次のように明言していた。
「そのまんまで行きます。室屋が右で、徳永が左で」
この日、小平を訪れた霜田正浩日本サッカー協会ナショナルチームダイレクターは「オリンピック世代はなかなかJリーグでレギュラーになれないが、大会から帰国後に(中島翔哉と室屋が)所属チームで先発しているのはいいこと」と言った。室屋がチームのために働けば働くほど、東京のディフェンスラインのためになり、室屋自身や今後の代表チームのためにもなる。左で練習し、得意の右でガンバにぶつかる。この経験は今後も活きてくるだろう。

◯アグレッシヴに戦う東京!

篠田監督は好調のガンバ攻撃陣を警戒した。
「ガンバ大阪にはもともと個のレベルが高い選手が揃っています。最終的には遠藤(保仁)選手が配球しているし、

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