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【有料記事/J3第30節第2報】プロ初シュートで話題をさらった20日の久保建英~J3を終え、U-18はプレミア制覇へ(2016/11/21)

19日の久保建英。決勝アシスト直前のボールコントロール。

19日の久保建英。決勝アシスト直前のボールコントロール。

J3に対応しつつあることを感じさせた20日の久保だが、決定機では「緊張してしまい自分らしくなかった」。

J3に対応しつつあることを感じさせた20日の久保だが、決定機では「緊張してしまい自分らしくなかった」。

11月20日、FC東京U-18の久保建英がJ3第30節「FC東京U-18vs.セレッソ大阪U-23」に後半18分から途中出場した。第28節と第29節をあわせて77分間出場していた久保はこの最終節までの三試合でのプレー時間が104分間に到達した。19日と20日の二日間にかぎってはJユースカップ決勝とJ3第30節の二試合で92分間の出場。U-23として参加するJ3リーグとユースの各大会で総力戦を余儀なくされているFC東京U-18にあって、攻撃のスイッチを入れる戦力のひとりとして位置づけられていることは明白だ。
Jユースカップでは流動的な前線の主に中央でプレーして決勝点をアシストした久保は、J3第30節ではプロ初となるシュート2本を記録。後半39分には左の小川諒也から送られたグラウンダーのパスをダイレクトで蹴ったシュートが枠を逸れ、試合終了間際に中央でボールを受け、ほぼフリーとなった絶好の場面では相手ゴールキーパーの正面で阻まれ、頭を抱えた。

トップカテゴリーでは今季最終戦となることもあり、試合後、久保は取材に応じた。質問は主に初シュートに集中した。

久保は冷静に現状を分析していた。
「途中出場ということで相手も味方も自分より疲れている選手が多く、空いたスペースで自分のプレーができればと思い、試合に臨みました。J3とユースのちがいは、ユースより強くて速い選手が多い。でも個の力が高いぶんスペースが空いているかなと感じています。スペースがあるところではフリーでパスをシュートを撃てるんですけど、それ以外では自分だけプレーしているスピードがちょっと遅かったり、フィジカルが足りなかったり。フィジカルのところはしょうがないと思っているので自分でもあまり気にはしていないんですけれども、足りないことは足りないので、よくしていきたい」

二回あったシュートシーンについては「きょうはシュートが入りそうだと思っていて、

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