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【有料記事/プレミア第16節第2報】佐藤一樹監督の談話「2点を守るより獲りに行く後半のスタートだった」(2016/11/28)

局面で勝てることもFC東京U-18の強み。写真は左サイドを制した内田宅哉。

局面で勝てることもFC東京U-18の強み。写真は左サイドを制した内田宅哉。

J3組も先発メンバー入り。写真は横浜F・マリノスユース10番の吉尾海夏をマークする鈴木喜丈。

J3組も先発メンバー入り。写真は横浜F・マリノスユース10番の吉尾海夏をマークする鈴木喜丈。

ギャラリーとメディアの増加を考慮し、試合はふだんトップチームが使用する天然芝のコートでおこなわれた。

ギャラリーとメディアの増加を考慮し、試合はふだんトップチームが使用する天然芝のコートでおこなわれた。

昨日11月27日、FC東京U-18は横浜F・マリノスユースを下して高円宮杯プレミアリーグEASTの1位に浮上した。ホーム小平にマリノスユースを迎えたプレミア第16節は、序盤は一進一退の攻防だったが、先制するとペースを握り、アディショナルタイムにも加点してファーストハーフ45分間は2-0とリード。セカンドハーフもアグレッシヴな姿勢を貫き、追加点を挙げて押し切った。
「同じ相手に二度負けることはありえない」との、佐藤一樹監督の宣言どおり、第7節で敗れた借りを返したFC東京U-18。その成長ぶり、試合中の交替策、久保建英のU-19日本代表招集などについて、試合後佐藤監督に訊ねた。
「Jユースカップは延長戦もあったがリーグ戦は90分、最初からギアを上げないといけない」と選手に伝えつつも、「立ち上がりがスロースタートになってしまった」と、佐藤監督の表情には反省の色が浮かんだ。

――最初の20分、25分くらいまでは拮抗した内容でしたが……。
佐藤一樹監督 マリノスさんの入りがすごくよかった。自分たちも「最初から行くぞ」というイメージを共有していたので、そこはプランどおりにいかなかったところもあるかもしれません。でも、そんななかでも、ちゃんと相手を見ながら自分たちのペースに持ってきた。ここまでの経験が活かされているのかなと思います。

――試合がうまくいっていないときでも自分たちで修正できる強みが身についてきているのでしょうか。
佐藤一樹監督 選手たちはゲームのなかですごくコミュニケーションをとっていますね。耐えるなら耐える、パワーをかけるならかける、言葉の端々からゲームの流れを感じ、共有してチームとしてプレーできていると思います。

――後半の戦い方は?
佐藤一樹監督 2点をリードして、その2点を守ろうとしたら守らせてくれるグレードのチームではないので、マリノスさんは。一瞬でも隙を与えたら2点、3点と獲られてしまうだろうと、(久保)建英を入れてもう1点、2点しっかり獲りに行く、さらに圧をかけていく(という志向)。ぼくらは受けられるチームではないですし、いままでそういうふうに戦ってきていない、前からどんどん圧力をかけてというコンセプトでやってきていますので、

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