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【無料記事/味スタ大集合♪第1報】ショートレポート◆味の素スタジアムに5,685人。挨拶の榎本達也「しっかりと決断して、次のステージへ進みたい」(2016/12/03)

◯『味スタ大集合♪』開催

12月3日、味の素スタジアムでFC東京の選手参加イベント『味スタ大集合♪』が開催され、5,685人が来場した。
11時キックオフの公開トレーニングマッチ「FC東京vs.東京武蔵野シティFC」は30分×3本で実施された。1本めはともに現状の主力が登場。オフ明けの状態からコンディションを上げていこうとする東京と、J1相手にもつなぎやプレッシングを貫徹しようとする武蔵野の戦いは拮抗した。
ミスが目立ちパスがずれ最終局面では抜けきれず、東京は得点できない。60分間を0-0で推移し、このまま引き分けかと思われたが、3本めの12分に平山相太が武蔵野のゴールキーパー内山圭に方向を読まれながらも左隅に決めて先制。1-0で辛くも勝利した。
試合後は大金直樹FC東京代表取締役社長が『F.C.TOKYO 魂!』の渡邉一平、ゆってぃ両氏の質問を受けるかたちでトークをおこない、つづいて羽生直剛、石川直宏、徳永悠平、河野広貴、米本拓司がトーク。そしてメインスタンドに上がった選手たちが自ら当選者を選ぶお楽しみ抽選会でプレゼントをしたのち、篠田善之監督、森重真人、今契約かぎりでFC東京を退団する榎本達也の挨拶をもって閉幕した。最後は事前の抽選に当選した人々が写真撮影ありのサイン会に列をつくり、散開していった。


東京ドロンパは選手同様に個別の列を設けてファンサービス。立ったり座ったり踊ったりと、年齢、性別、身長の異なる一人ひとりに対してこまめにコミュニケーションの方法を変えて距離を縮め、「かきかき」といった擬音がぴったりの真剣な様子でサイン、そして熱烈なハグで写真に収まり、大きな身振り手振りの挨拶で見送り――と、“神対応”で人々を笑顔にしていた。

◯榎本達也、別れの挨拶

森重真人主将に促され、万雷の拍手を受けて登場した榎本達也は次のように挨拶をした。
「きょうは練習試合に来ていただきまして、まことにありがとうございます。
今シーズンをもちまして、FC東京との契約を満了しました。まあ20年、プロサッカー選手をやっているのですが、もう四回もクビを切られているので、ちょっと慣れてしまった部分はあります。
ただ、自分が何をするか決まっていませんが――選手、指導者、何になるか、自分のなかでもいま、考えて、しっかりと決断して、次のステージへ進みたいと思います。ほんとうに、すばらしい仲間と、すばらしいクラブで、サッカーができた、自分のなかでもすごく充実した二年間でした。ファン、サポーターのみなさまに支えられながらできたこの二年間、大切に自分の心に刻みたいと思います。二年間という短い時間でしたが、ほんとうにありがとうございました」

 

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