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【有料記事】一次キャンプまでを振り返って(2017/01/30)

沖縄・国頭キャンプを終えて帰京したFC東京はあす1月31日から2月2日まで小平でトレーニングを実施、その後4日から12日まで宮崎・都城キャンプをおこなう。
練習再開を前に、一次キャンプまでにわかったことについておさらいしてみよう。

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28日に沖縄SVとの試合を終えたあと、篠田善之監督は沖縄・国頭キャンプの成果についていくつかの言葉を残している。29日更新の記事でも掲載したが、あらためて整理し、紹介しよう。
「からだをつくり上げる上では順調だと思います。大きなけが人もなく、うまくいっているかなという感じはあります」
「コンディションに個人差がある。開幕までに全員が揃えばいいと思います。あとは組み合わせ、ぼくのやりたいこと、各個人の特長をみんなに知ってもらう作業。そこはいい感じに導入できたと思います」
「このキャンプはゲームに慣れるというか、ゲームでコンディションを上げることプラス、トレーニングで基礎体力をつけることがメインなので、組み合わせもいろいろやりました。いいなと思ったものもあるし、ここでノッキングしたのはどうしてかなと思うこともありました。それは意思疎通できていないからなのかもしれない」

故障している選手はリハビリまたはリハビリからの復帰過程にあたる別メニューをこなし、大きな問題のない選手は故障することなく概ねコンディションを上げてきている。加入したばかりの髙萩洋次郎も前所属のFCソウルで既にトレーニングを開始していて、移籍直前に休んでいた期間があったとはいえ動ける状態。対外試合で20分間の“試運転”もおこない、稼働できる選手はみな二次キャンプに臨む準備ができたと言っていい。
個々の能力は高く、不安があるとすれば、いい組み合わせを見つけられるか、チームとしてまとめられるか、に絞られるだろう。贅沢な悩みだ。
現在は最適解を探るためにいろいろな組み合わせを試している段階で、多くの選手にチャンスがある。
たとえば、

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