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【無料記事/J3開幕記念第3弾】コメント◆小川諒也と鈴木喜丈の談話(2017/03/11)

あす3月12日に開催される明治安田生命J3リーグ第1節を前に、小川諒也と鈴木喜丈が取材に応じた。

◯小川諒也の談話

「J3の公式戦は練習試合とはちがった雰囲気になると思います。昨年も甘い試合は一試合もなかったので、ほんとうに気を引き締めてやっていかないといけない。
(昨年もそうだったが、お兄さん的なところは発揮しないといけない?)
またひとつ年齢が上がって、昨年はユースだった選手がトップに上がり、またユースの新しい子が入ってくると、よけいに自分なり、柳(貴博)なり、山田(将之)選手が引っ張って声を出し、プレーでも引っ張っていかないと、なかなか勝てるチームにはならない。
J3は、J1に出られない選手もプロと公式戦ができていい経験になる、自分の課題にも向き合える大会です。
昨年よりもポジション争いが確実に厳しくなるなかで、J3でひととはちがうプレー、チームを引っ張っていくようなプレーをしないと、J1には絡めないと思う。J3で圧倒できるくらいの結果を残さないといけないと思います。
(課題は?)クロスの前までは前線の選手とコミュニケーションをとってできるようになってきたので、フィニッシュ、クロスの精度をもっと上げていかないと。ポジション争いをしている太田宏介選手はそこが武器で評価されていると思いますし、自分もそのレベルに追いつかないとポジションを獲ることはできない。もっと多くのアシストをクロスから記録していきたい」

◯鈴木喜丈の談話

「(8日U-20日本代表候補と練習試合をして)向こうは代表に選ばれていて、こっちとしては選ばれていない身なので、積極的に行こうという話をしていました。刺激にはなっていると思います。
(その試合はFC東京U-18の選手も多かったが、結束は?)ふだんいっしょに練習をしていないので(結束は)難しい部分があると思うんですけど、でもそこは、自分はボランチなので、立ち位置はチームの中心ですし、声をかけながら。トップの選手ではないからといってプレーの質が落ちるのはちがうと思うし、どんな選手であってもいいプレーができるようにしていきたい。
(個人としての出来は?)守備でいま課題になっているのがセカンドボールの回収だったり、運動量で前から行くところ、守備のポジショニングがいまのいちばんの課題で、そこはできなかったところはあります。でも攻撃の部分での強み、ボールを失わないところは“まあまあ”の出来かなと思いますけど。相手にはいまJ1でも試合に出ている原輝綺(アルビレックス新潟)選手などお手本になる選手がたくさんいて、いい経験になりました。
(今シーズンのJ3にかける気持ちは?)ユースのときは自分たちがいちばん下でチャレンジしていくだけだったんですけど、トップに上がったからにはちがいを見せないといけない。でもやることは変わらないと思うので、平日の練習で出た課題をJ3でしっかり克服して実戦経験を積みながらクリアできたらいいと思います。
(ルヴァンカップもあるが?)チャンスはあると思う。まずはけがをしないこともそうですし、試合に出つづけて、練習からアピールすればチャンスも拡がっていくと思います。ことしはJ1、ルヴァンにかかわっていければいいと思います」

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