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【有料記事/J1第4節第3報】攻撃を活性化させ大久保嘉人を蘇らせた44番、阿部拓馬驚異の効用(2017/03/19)

3月15日のルヴァンカップで2得点を挙げ、堂々多摩川クラシコの先発を勝ち取った阿部拓馬。中二日ながら連続フル出場で勝利に貢献した。

「うれしいですね、やっぱり。試合ができることは。からだがきついとかよりも、単純に、試合ができること、ゲームができることはうれしいです。自分のなかでは(重度の疲労は)感じなかったです。大丈夫でした。はい」

充実の表情。まだ走れる体力が残っているのではないかと思わせるタフネスぶりだ。

基本的には4-2-3-1のトップ下だが、攻守に“ハマる”“ハメる”位置を探りながらポジショニングをし、スペースに入り込んでいったため、実際には大久保嘉人と組む流動的な2トップのようにも見えた。
そしてピーター ウタカが入ると右サイドハーフにポジションを変えたが、中に入って攻撃の組み立てやフィニッシュに参加した。
あらゆるケースでチームメイトの近くに赴き、連動しながらプレーできるよう気遣う姿勢があった。

「サイドハーフでサイドに出たときも、中に入ってきたり、みんなで流動的にやっていましたが」と訊ねると、阿部はこう答えた。
「それはまあ、フォワードのときもそうですけど、ポジションのあれにとらわれずに、相手のいやなところに入っていったり、というのを考えているので。それはかたちとかポジションにとらわれずにやっています」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

阿部が常にいい位置を探して動くせいか、阿部はフォワードとも、

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