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【無料記事】J3第3節Preview2◆「ラインを果敢に上げさせる」攻撃的な戦い方にマッチする廣末陸の出場はあるのか(2017/03/23)

「厳しい状況になるのも覚悟していた」と語る廣末陸。

周囲は年上の選手たちばかりだが、指示を出し、コミュニケーションをとることに躊躇はない。

3月25日のJ3第3節vs.SC相模原戦に出場するのか否かが注目されている廣末陸。もし彼がFC東京U-23の後方を守ったら、どうなるのだろうか。

FC東京に加入してからここまで、最初はついていくだけで精一杯だった、という廣末陸。加えて、ゴールキーパー陣は、自身を除く3人がすべて身長190cm台。守備範囲の差は確実にあり、シュートストップの能力を高める必要性を感じてもいる。いまだ成長途上の身。ただ、廣末にしかない特長もある。
現在のFC東京U-23は、得点を挙げるべく、高いラインをとり、パスをつないで攻め込まなくてはならない。その点、ラインを押し上げ、超長距離の弾丸フィードを蹴る廣末のプレースタイルは、求めるべき戦い方に合致しているはずだ。

「ラインを果敢に上げさせて、ウラのボールをなるべくキーパーが処理できるように、自分が守備範囲を広く持つことをいつも意識しながらやっています。そこをうまく活かしながら、攻撃の面でも守備の面でも、特長をうまく出していけたらと思います」

スイーパーのごとくボールを操り、たとえ浅いラインの背後に飛び出されたとしても対応する。廣末が攻撃的なチームにマッチするゴールキーパーであることはたしかだ。

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巷では「川口能活を彷彿とさせる」という声が高まっている。本人も「やっぱり憧れのひとなので。勝ちたいですね」と笑顔を見せた。もし対決が実現すれば盛り上がることはまちがいない。
しかし、出場のチャンスが高まってきていることは確かだが、それでも確定と言えないところがプロの厳しさ。高校生年代のタイトルを総ナメにしていながらJ1のメンバーに加わることが難しい現状がある。だが、廣末はこの立場にも屈してはいない。

「高円宮杯も選手権も優勝しましたけれども、それは高校での、アマチュアでの話。プロとして何かを成し遂げているかと言えば、何も成し遂げてはいない。ここから、ゼロからのスタートだと思って、新たな気持ちでやろうと切り換えています。もちろん、こういう厳しい状況になるのも覚悟していましたし、このなかで自分が何をできるかが大事になってくる。一つひとつ大事に、やっていきたいと思います」

まるで侍であるかのような強靭なメンタル。この魂があるかぎり、廣末は折れないだろう。

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