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【無料記事】復帰の内田宅哉、あすのJ3第4節に出場が濃厚(2017/04/01)

3月31日、小平でJ3組の練習に取り組む内田宅哉。

故障による離脱から復帰してきた内田宅哉が、あす4月2日に江東区夢の島競技場で開催されるJ3第4節、FC東京U-23vs.鹿児島ユナイテッドFCに出場することが濃厚になってきた。懸念されるリバウンドもなく、連日全体練習に参加。昨日3月31日はJ3組のメニューにも加わった。「オーバーエイジ(OA)がいないなかで自分たちトップチームに上がった若い選手が引っ張っていかないと」と、やる気も十分だ。

今シーズンはボランチでプレーする機会が多いが、ボランチとして参考にしているのは田邉草民だという。なるほど、ドリブルという特技を持ちながらもパスを配給してゲームをつくる、そしてボールを奪いに行くプレースタイルには、共通するところがある。
「トップチームになってプレッシャーも速くなり、自分のプレーをどう活かすか、もっと考えていかないといけない。守備もできないとこの先は通用しないと思う。戦術的な部分も必要になってくると思います」

宮崎キャンプでの練習試合ではボランチで途中出場し、篠田善之監督から「ゲームを落ち着かせた」という評価を得た。
「外から見て落ち着かせてくれたという評価は自信になったし、自分でもボランチができるという可能性を感じた。それをどう伸ばすかを考えてこれからもがんばっていきたい」

ただフォワード、サイドハーフ、ボランチまでは自家薬籠中の物だが、J3今節は久保建英、平川怜、小林幹を除くユースの選手が不在で、OAの選手が補充されない場合、右サイドバックを担う可能性がある。内田はそれもわかっているようで「その覚悟でいきます」と苦笑いだった。

「いろいろなポジションができればいい。ひとつだけでなくいろいろなポジションができる選手というのもいいと思う」

もちろん、OAが加わればボランチでプレーする可能性が高い。待ちに待った今シーズンの“初戦”での大暴れを期待したい。

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