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【有料記事/J1第6節第1報】レポート◆ドーム不敗の札幌に完敗。上位と中位の境界線から落ちかけている東京は巻き返せるのか(2017/04/08)

FC東京は4月8日、アウエーの札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦するJ1第6節に臨み、2-1の逆転負けを喫した。前半8分、2試合ぶりに先発に復帰した東慶悟の得点で先制したが、その後防戦一方となり、前半42分にジュリーニョ、後半14分に都倉賢と、札幌のツインタワーにゴールを許し、追いつくことができなかった。勝点が10のままの東京は5位から7位に転落。次節はホーム味の素スタジアムに苦手の浦和レッズを迎える。次節、浦和に勝てば2勝1敗ペースだが、敗れれば星勘定は五分になり1勝1敗ペースになってしまう。いつもの中位に収まらないために、東京は自らを立て直していけるのだろうか。

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札幌は前後半合わせて20本ものシュートを東京ゴールに浴びせた。コースを消したものも多かったとはいえ、林彰洋のシュートストップがなければ、もう2、3点入っていてもおかしくない。
ゴールキーパーのク ソンユンが長いボールを蹴る。これに都倉賢やジュリーニョが競って落とし、こぼれ球を制してフィニッシュに持っていく。高さ、力強さ、粘り強さがあるだけに、同じ工程を繰り返していればいつか確率的に点が入るだろうという予感が漂い、実際に札幌は2ゴールを挙げた。今シーズンのJ1では、札幌は札幌ドームでは一度も負けたことがなく、都倉は3試合すべてでゴールを決めている。この日、都倉の撃ったシュートは7本、ジュリーニョは5本。蹴って競る明確な攻撃のかたちと旺盛なシュート意欲は東京では薄くなっているものだ。

篠田善之監督は「まずしっかりと自分たちの負けを認めて、どうやって立ち向かっていくかを考えたい」と、次節に向けた切り換えを示唆した。これを受け、橋本拳人は、

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