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【有料記事/J1第8節第3報】6年連続ビッグスワンで完封勝利! ラインを深くとりながらも「行くところは行く」メリハリで連敗の泥沼から脱出(2017/04/24)

4月22日、FC東京はデンカビッグスワンスタジアムでJ1第8節に臨み、0-3でアルビレックス新潟から勝利を収め、連敗を2で止めた。ビッグスワンでの対新潟戦完封勝利は、これで2012年から6シーズン連続となった。

ピッチは芝が長く伸び、水気がなく、パスを回そうとする東京にとっては不利なコンディション。東京の選手たちは思うように脚を上げ下げできず、ボールが転がらないピッチの状態に不自由さをおぼえながらのプレーとなった。いっぽう、新潟イレヴンはこれを見越してか、東京のスタッフが予想していた以上に徹底して長いボールを入れてくる。このロングボールの“長さ”と7番ホニの“速さ”に特化した新潟に対し、東京はディフェンスラインを下げて警戒せざるをえない。

サッカーらしいサッカーができず、ウラへ抜けようとする快足のホニの脅威を感じながら無骨に走り戦っていた東京に先制点が訪れたのは前半28分。太田宏介の左足から放たれたフリーキックがゴール左隅に決まり、0-1と東京の1点リードで折り返した。

セカンドハーフに入ると、緊密にブロックを保っていた新潟はそれを維持できなくなり、選手と選手のあいだにスペースができ始める。東京はこのスペースを衝いて前半45分間にはできなかった連動してパスをつなぐ攻撃の比率を多くしていく。
高い位置でボールを奪いショートカウンターのようなかたちになった後半24分、

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