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【有料記事】J1第9節Preview◆基本の激しさを失わず、いい守備からのいい攻撃で広島ゴールを一気に陥れる!(2017/04/29)

「広島が持つ独特の間合いやリズムに呑まれないようにしたい」と語る大久保嘉人。

FC東京はあす4月30日、ホームの味の素スタジアムでJ1第9節に臨み、サンフレッチェ広島と対戦する。
広島はここまでリーグ戦で1勝5敗2分け。白星は4月7日にガンバ大阪から挙げたひとつのみと、かつてのチャンピオンにしては寂しい結果だが、そのvs.ガンバ戦につづく12日のルヴァンカップではアルビレックス新潟からも勝利を収めていて、侮れる存在ではない。気になるとすればロースコアで推移していた試合運びが、22日のJ1第8節ではベガルタ仙台を相手に3-3の引き分け、26日のルヴァンカップGS第3節ではヴィッセル神戸に4-1で大敗と、大量失点がつづいていること。東京がたくさん得点できるかわりにたくさん失点する可能性が高まったともいえ、今シーズンの序盤よりも読みにくい相手になったのではないだろうか。
篠田善之監督に、宮崎キャンプのときのように互いに隙を見せず相手の少ない好機に相手の隙を衝くような緊迫した試合になるのでは、その状態を打ち破れるのか――と訊ねたときも「キャンプのときはそういう戦いになりましたけれども、昨年は決定機を前半にたくさんつくったなかでゴールを割れずにあとあと苦しくなりましたし、しっかりとゴールまでをひとつのセットでやりたいと考えています。それさえ崩れなければいい試合ができるんじゃないかと思います」と、必ずしも点が入らない試合を想定しているわけではない旨の答えが返ってきた。

いずれにしろ、楽勝が約束されることはありえない。篠田監督は最近の広島を警戒していた。
「広島は本来の広島に戻りつつある。ほんとうに侮れないチームで、

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