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【有料記事/J1第9節第1報】丸山祐市のJ1初ゴールでウノ・ゼロ勝利!連休初戦を堅守完封で飾る(2017/04/30)

4月30日、FC東京はホーム味の素スタジアムでJ1第9節に臨み、サンフレッチェ広島を1-0で下した。これで成績は5勝3敗1分の勝点16となり、順位は前節終了時よりひとつ上げて4位。
東京は後半23分、太田宏介の左コーナーキックを前田遼一がヘディング、これが広島の守備陣に当たりこぼれたボールを丸山祐市が右足で蹴り込み先制。その後も積極的に攻めながらこの1点を守り、1-0で試合を終えた。

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プロになってからなかなかレギュラーポジションを掴めず、不遇の時代を過ごした。湘南ベルマーレへの期限付き移籍で結果を残し、東京に復帰したのちに、努力が実りセンターバックの先発に定着。森重真人とのコンビを看板としたのちもなかなかゴールに恵まれなかった丸山にとっては、これが記念するべきJ1初ゴールとなった。
安堵の表情で「(初ゴールまで)遠かったですね」と漏らした丸山。0-0の時間が長くつづいたあとの、勝利を手繰り寄せる貴重なゴールを決めると「一瞬、間ができたというか『決めたんだ』という感じで『どうしようどうしよう』と思って」ゴール裏に駆け寄った。アカデミー出身の背番号5が決めた一撃に、青赤のファン、サポーターも揺れた。
試合後は、長年在籍した選手らしくしっかりした“シャー”で声援に答え、「丸山、東京!」のコールにはクラブのエムブレムを掴んでみせた。
シャイな丸山は照れ隠しと謙遜を含ませ、苦笑いを浮かべてこう言った。

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