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【無料記事/J3第6節】上位長野を相手に敵地でスコアレスドロー!◆レポート+コメント(2017/05/01)

試合前。からの……。

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これ。

※この記事は江東区レインボータウンFM『Ole! FC東京U-23』の取材協力でお送りいたします

◯大久保完封、米本実戦復帰、久保フル出場

4月30日、FC東京U-23は長野UスタジアムでJ3第6節に臨み、AC長野パルセイロと対戦。0-0で引き分けた。この試合はトップチームのJ1第9節と同日開催。FC東京U-23は大久保択生と吉本一謙のオーバーエイジ(OA)を擁し、FC東京U-18の平川怜と久保建英を加えたスターティングメンバーで勝利を狙う。
現役時代はFC東京にも在籍した浅野哲也監督が率い、FC東京下部組織出身でかつてトップでもプレーした阿部伸行がゴールを守り、さらに明神智和や天野貴史、荒田智之も在籍するなどJ3では屈指の陣容を誇る長野は前節終了時点で5位につける強豪。序盤、ランコ ポポヴィッチ体制時代にFC町田ゼルビアのエースだった勝又慶典を中心に東京を攻め立てる。
しかしクロスに強い大久保択生の好守もあり、長野に得点を許さない。じょじょにペースを掴んだ東京は後半27分、久保がペナルティボックスの手前から右足のシュートを放つがこれは阿部に弾かれてしまう。互いに撃ち合いとなったセカンドハーフの攻防は、チャンスをものにできなかったものの、大久保を中心としてきわどいピンチをしのぎ、なんとか勝点1を獲得する結果となった。
ルヴァンカップで退場処分を受けていた大久保にとっては汚名返上の無失点。また膝の負傷により長期間離脱していた米本拓司が後半32分に平川との交替で出場、久々の公式戦復帰を果たしている。
この引き分けによって長野も東京も各々順位をひとつ落とし、長野は6位、東京は12位に。
昨年、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場での、この日の対戦相手と同じ長野との一戦でJ3デビューを果たしている久保は、その試合との比較を「去年のデビュー戦がやれなさすぎだったというのもあるんですけど、成長はしていると思います。去年の時点では、まだ相手のほうが一枚、二枚上手だった」と語り、半年間の上積みを実感していた。

◯中村忠FC東京U-23監督の試合後共同記者会見

すばらしいスタジアムでこの試合の準備をしてくれた(AC長野)パルセイロさんに感謝します。そして遠くから来てくれたFC東京のサポーター、パルセイロのサポーターのみなさんにも感謝したいと思います。
非常にタイトなゲームになったと思います。われわれもルヴァンカップを含めて連戦がつづくなかきょうもアクシデントがあったのですが、とても評価できるのは、パルセイロといういいチームに対して無失点に抑えることができたこと。ただそのなかで、特に前半と最後、ちょっとした連携のミスなどから決定機を何度か相手につくられてしまったのは足りない部分。クオリティを上げていかないと、きょう出場した選手たちがJ1でプレーすることはまだ難しいと思います。
タフなゲームのなかで最後まで戦ってくれた姿勢には感謝したい。いいゲームだったと思います。
(久保建英について)J3のなかで順位が上のチームに対してどのくらいできるかと思ったんですけど、時間が経つとともにしっかりと得意のドリブルもできるようになっていましたし、シュートまで行ったシーンも何度かありましたし、相手はおそらくいやな印象を持ったのではないかと評価しています。

◯米本拓司の談話

とりあえず、けがせずに終われたのでよかったです。
(ベンチからの指示は?)フォーメーションが変わるのを指示されただけで特別なものは何もないです。
出て決定的なピンチをつくられたので(苦笑)、あとで映像を観直します。J3ではなくJ1に食い込んでいけるように、まずはJ3でしっかり結果を残すことが大事。もっともっとコンディションを上げて、食い込めるようにがんばりたい。
セカンドボールの反応とか読みは悪くなかったと思いますけど、ゲームをつくることがそんなにすごくうまいというわけではないので。セカンドボールは入りのコーナーキック2本とも拾いましたし、そういう意味ではよかったと思います。
この日のために8カ月9カ月リハビリをがんばってきたので、これを(今後につなげて)J1のピッチに立てるようにがんばらないとだめですし、そういう下からの突き上げがないとチームも強くならないと思うので、食い込めるようにがんばりたい。
(出足の速さなどよかったのでは?)短い時間だったので、個人的にはよくわからないですけど、周りから見た眼のほうが正確だと思うので、(あとで映像を)観直します(笑)。

◯大久保択生の談話

四日前のルヴァンカップ(GS第3節vs.ジュビロ磐田戦)で退場してしまいましたが、きょうはプレーする時間が長かったので、自分のプレーを見せることができたと思います。しかしまだまだこれから、というか。ぼく自身のプレー云々というより、チームが勝たないといけないと思いますし、若い選手に対してもっとやらなきゃいけないというところを、責任感あるプレーを見せないと、ここに立っている意味もないので。きょうはしっかりとそういうプレーができてよかったと思います。

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」とは

 

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」について

『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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主なコンテンツ

●MATCH 試合後の取材も加味した観戦記など
●KODAIRA 練習レポートや日々の動静など
●新東京書簡 かつての専門紙での連載記事をルーツに持つ、ライター海江田哲朗と後藤勝のリレーコラムです。独特の何かが生まれてきます

そのほかコラム、ニュース、などなど……
新聞等はその都度「点」でマスの読者に届けるためのネタを選択せざるをえませんが、自由度が高い青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンでは、より少数の東京ファンに向け、他媒体では載らないような情報でもお伝えしていくことができます。すべての記事をならべると、その一年の移り変わりを体感できるはず。あなたもワッショイで激動のシーズンを体感しよう!

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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