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【有料記事】U-20日本代表にFC東京から2名選出!波多野豪「ビッグになっていきたい。世界一のGKをめざします」久保建英「かたちを問わず貪欲にゴールを狙っていきたい」(2017/05/02)

5月2日14時にU-20ワールドカップ日本代表メンバーが発表され、FC東京からはトップチーム所属の波多野豪とU-18所属の久保建英が選出された。U-20ワールドカップ(ワールドユース)本大会に出場するFC東京の選手としては2005年オランダ大会の梶山陽平、増嶋竜也、呉章銀以来4、5人めとなる。これまでのU-20日本代表最年少選手は2005年の森本貴幸(当時東京ヴェルディ1969)などの17歳だったが、久保は2017年韓国大会開幕時点で15歳となり、この最年少出場記録を更新する。なお、FC東京U-15深川とU-18に在籍していた山口瑠伊も今回のU-20日本代表に選ばれている。
あす5月3日のルヴァンカップGS第4節「FC東京vs.コンサドーレ札幌」には、波多野、久保の両名がベンチ入りすると予想される。

▼選ばれないかもしれないと危惧していた久保建英、安堵の表情。ゴールには自信

身長が170cmに伸び、すっかりおとなびた久保建英だが「(大型化によって)悪くなったところはない」「サイズがちいさいぶん、敏捷性は自分のほうがある」と、成長した利点を活かしながらキレのいい個人技を駆使できている現状に自信をのぞかせている。
「(ここまでの国際試合で)リーチの長さ(が足りないこと)は痛感しているが、いい経験としてU-20ワールドカップで活かしたい」

Jリーグ最年少得点記録を期待され、それが重荷になっていた。15歳10カ月11日でJリーグ最年少ゴールを決め、プレッシャーから解放されたのは、J3デビューから5カ月半が経った4月15日のJ3第5節vs.セレッソ大阪U-23戦のことだった。ただ、J3で1得点という数字は、上のカテゴリーで活躍する20歳以下の選手たちの活躍を上回るものではない。U-20日本代表に選ばれる可能性は絶対のものではないと思っていた。
「小川(航基/ジュビロ磐田)選手、岩崎(悠人/京都サンガF.C.)選手、堂安(律/ガンバ大阪)選手、いろいろな選手がゴールを決めて調子を上げてきていたので、正直“これでは(実績が)足りないのではないか”という思いがありましたけれども、選ばれてほっとしています」

もちろん、自信はある。歳が若いぶん体力的に劣るところはあっても、それを補うだけの能力があると自負しているのだ。
「ひとつふたつ上の世代は自分よりスピードやフィジカルはありますが、互角以上に戦えるものがあるから呼ばれていると思っています。攻撃は自由にやらせてもらっている。自分の武器だと思っているドリブル、

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