大久保嘉人に見る、ベテランの味わい方(J論)

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【有料記事/ルヴァンカップGS第4節第3報】お兄さん化した東慶悟と小川諒也。久保建英を見守る者たちの弁(2017/05/04)

試合が終わり整列するとき、久保建英の前後を挟んでいたのは東慶悟と小川諒也だった。年長の選手が多いこのチームでふだんから縁の下で全体を支える役回りになっている東と、J3でともに先発する機会の多い小川が久保の面倒を見るのは当然の成り行きかもしれない。

久保は試合後「スタジアムに入ったときはファンの方々の数もすごく多くて、緊張しましたけど、ピッチに入ってからは緊張している場合ではなかったので」と言っていた。これを裏付けるように東も「ベンチでもすごくリラックスして全然緊張していなさそうな感じだった」と言葉を揃えたが、「じつは緊張していたようだ」とあきらかにしたのは小川だった。「きょうはお兄さんぽかったね」と水を向けると、小川はこう言い出した。
「そうですね(笑)。裏(ピッチ外)で緊張しているって言っていましたし、まだ15歳の選手がJ1に出るというのはすごいプレッシャーがあると思います。自分が先輩に声をかけてもらって楽になったように、そこは(いまは自分が)先輩なので、お兄さんらしくしようかなと」
「緊張してるって言ってた?」と念押しすると、小川の答えは「プレーが堂々していてわからないですけど、緊張しているというのは聞いていました」。ポーカーフェイスのせいで内心が読みにくいが、後半41分にあった直接フリーキックの外しっぷりから察するに、小川の言うことが真実に近いように思える。

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直接ゴールを狙える距離でのフリーキックであれば、

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