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【有料記事/ルヴァンカップGS第5節第2報】Report◆「ドタバタしてしまった」(篠田善之監督)試合ながら大宮を下しグループ首位に肉薄。好調攻撃陣が4ゴール/コメント◆大久保択生、中島翔哉(2017/05/11)

5月10日、FC東京はホーム味の素スタジアムでルヴァンカップグループステージ第5節に臨み、大宮アルディージャを4-3で下してグループ2位に浮上した。グループ首位のベガルタ仙台はこの日引き分けて勝点を10に伸ばしたが、東京よりも1試合多く試合を消化しているため、東京が残り試合に連勝すれば自力でAグループの首位になりプレーオフを回避して準々決勝に進出できる。

前半13分、高い位置で相手ボールを奪ってからの攻撃で阿部拓馬からボールを受けたピーター ウタカは狙いすましたシュートを撃つがこれはクロスバー。また14分にもピーター ウタカのシュートが逸れ、つづけざまに決定機を逃してしまう。
すると21分、東京のセンターバックふたりを外してウラに抜けたドラガン ムルジャを大久保択生が倒してPKを与えた。これをドラガン ムルジャが自ら決め、大宮が先制する。
25分、東京が中島翔哉の左コーナーキックからニアでのピーター ウタカのヘディングで得点し、1-1に追いつくが、大宮も32分に大前元紀の右コーナーキックをフリーになっていたマテウスが決めて再び1-2と勝ち越す。東京は負けじと35分、ピーター ウタカの落としに反応した大宮の大屋翼に走り込んだ阿部拓馬が寄せると、大屋がこのボールをゴール方向に蹴り込んでオウンゴール。2-2の同点で勢いづく東京は39分、大久保の自陣ゴールでのキックからチャンス。ピーター ウタカが前に送ったボールに絶妙のタイミングで抜け出した阿部が大宮の選手たちを引きつけると、左の中島へパス。マークがついていない中島は落ち着いてこれを決め、とうとう3-2と逆転に成功した。
後半16分にも中島の右フリーキックに走り込んだ森重真人がヘディングでゴールを決めてだめ押し。終盤の後半47分にこの試合二回めのPKを播戸竜二に決められて1点差に迫られるが残り時間はほとんどなく、東京が4-3で逃げきった。

前節のvs.北海道コンサドーレ札幌戦で出場停止処分を消化した大久保がこの日のゴールを守り、

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