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【有料記事】J3第17節Preview◆自信を糧に先制点をねらえ!~山田将之、内田宅哉(2017/07/13)

山田将之。

内田宅哉。

FC東京U-23は7月15日、とりぎんバードスタジアムでJ3第17節に臨み、14位のガイナーレ鳥取と対戦する。
第14節のvs.アスルクラロ沼津戦でふたりの退場者を出し1-6で大敗したFC東京U-23は第15節で首位のブラウブリッツ秋田に先制されながらも試合終了間際のゴールで追いつき1-1の引き分け、第16節では2点を先行されながらも終盤に2点を獲ってまたも追いついての引き分けと、急激にたくましさを増してきている。
第14節で退場、出場停止処分を受け、第15節を外から見守った山田将之は、第16節で年下の若者たちの輪に加わり、明確かつ強烈な“自信”がにじみ出していることを感じていた。

「たぶん、一人ひとりにやれるという自信が芽生えてきているのだと思います。(vs.福島戦で)2点を先行されて追いつきましたけれども、こういう試合運びはいままでになかったこと。またひとつチーム全体の自信になりました。J3上位ともまちがいなく伍して戦えるレベルに達しつつある。負けるのが当たり前とかそういうことではなく、常に勝てるという意識で取り組めていると思います」

山田をはじめ、どの選手も各種の選抜や代表を経てきているキャリアの持ち主だ。本来なら個の総和でJ3の相手を上回っていてもおかしくないのでは──と訊ねると、山田はだからこそ足りていないものがあると答えを返した。
「たぶん(潜在的に)持っている力で言えば全然やれると思うんですけれども、ぼくたちには自信とか経験といったものが足りないのだと思う。いわば、いまは自分のプレーが戻りつつある。それが本来の力だと思いますし、吸収も早いからどんどん進化していくと思います」

もちろんトップチームを衝き上げ、ポジションを掴んでいくには、FC東京U-23自体が強くなりそうした事態を生んでいかなければならない。
「そうしていかないとトップチームにいい競争が生まれないと思うので、

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