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【有料記事】vs.鹿島戦の感触とそこから生まれる向上心を携え、ドイツに向かう若武者たち~橋本拳人、室屋成(2017/07/14)

橋本拳人。

室屋成。

刺激を受け、チームを整備するべく連日対外試合をこなすドイツ遠征。選手個々にも、先発の座を掴みつづけ、やがて代表をめざすために、ブンデスリーガの水準を肌で感じておくことは有用だろう。
橋本拳人が「どこのポジションでプレーするかわからないですけれども、攻撃にも守備にも自分のアグレッシヴさがどこまで通用するかを確認したいですし、フィジカル的な要素で自分に何が足りないのかを把握できると思う。そこを見てみたいですね」と言えば、室屋成は「ドイツでやりたいことは1対1。ドイツではそういう部分が評価されると思いますし、日本とは異なる価値観があると思う。そこを確かめてきたいと思います」と言う。それぞれがに掲げたテーマを念頭に、実りある遠征にしてもらいたい。

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直近のvs.鹿島アントラーズ戦で、橋本と室屋は右サイドでタテの関係になっていた。同世代のコンビが出来上がったのは、本職がボランチの橋本が、前への推進力を期待されて右サイドハーフに起用されたからだった。結果、橋本は2ゴールをマーク。J1第18節のベストイレヴンに選出された。

橋本は謙遜を含ませながらも、自身の特長に手応えを感じていた。
「2列めからの飛び出しが自分の武器であるということは、このチームの首脳陣にわかってもらえていると思います。あらためてそれを証明できたと思うのと、得点に関しては、

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