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【有料記事】ドイツ遠征マッチレポート/7月19日 vs. 1.FSVマインツ05戦 text by 藤原夕(2017/07/20)

武藤嘉紀と橋本拳人(撮影/藤原夕。以下すべて藤原氏提供)。

試合会場の看板。

チケットのお値段。13歳未満は入場無料の様子。

7月19日に開催された『2017 FC東京ドイツ遠征 presented by DMM.com』第2戦、vs. 1.FSVマインツ05戦を、武藤嘉紀選手への取材も加味してライターの藤原夕氏が連日のレポート! FC東京はこの「トライアルマッチ」でいかなる経験を得たのか?

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マインツとのゲームは、現在彼らがキャンプを行う地(グラッサウ)に赴く形で実施された。
グラッサウは、オーストリアにほど近く、静かで風光明媚な避暑地という雰囲気だ。
ゴルフリゾートでもあり、その敷地は広大。ここにも総合スポーツクラブがあり、さまざまなスポーツが楽しまれているようだ。
会場のASV Grassauには、陸上トラックも。クラブハウスにはビアレストランも併設され、食事とビール、スポーツが生活に密着していることがよくわかる。

現地のお客さんたち。

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18時の時点ではまだ日が高く、この日もキツイ陽差しのもとでキックオフを迎えた。
マインツは、武藤嘉紀が1トップに、新加入のFWサイデルがトップ下を務める4-4-2の布陣。
東京は、DFが右から徳永悠平、丸山祐市、山田将之の3バック。
アンカーを髙萩洋次郎が務め、その一列前に橋本拳人とユ インスを配し、両ワイドに室屋成と太田宏介という中盤。
そして2トップを前田遼一と中島翔哉が組む3-1-4-2で臨んだ。

ファーストハーフ45分間のメンバー。

試合の立ち上がりこそマインツに押し込まれたが、東京も前線からのプレスの意識を高めてアグレッシブにボールを奪いにいく。
7分には相手DFのパスミスを橋本が奪い、すぐさま前線の前田に。18分にも橋本のインターセプトから室屋が切り替えも早く、前線に飛び出した中島にパスを送った。
19分には、中島が出そうとしたパスを相手にクリアされ、そのボールを自ら拾った中島が中央に切れ込んで右足のシュートを放ったが、これはマインツGKのツェントナー ロビンにキャッチされる。

マインツもプレスが特徴のチームであり、その後も互いに奪い合うハイペースな展開が続いたが、29分にはユ インスが機動力を活かして右前線へのフィードに追いつき、フォローした室屋がアーリークロス。これにニアの橋本がヘディングで合わせた。

しかし、マインツ武藤嘉紀が「僕たちもキャンプ3日目で、

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