【無料記事】ニュース◆本日、西が丘で川崎フロンターレU-18を相手にクラ選準決勝を戦うFC東京U-18。決勝進出なるか(2017/07/31)
本日7月31日19時、FC東京U-18は味の素フィールド西が丘で第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会準決勝に臨み、川崎フロンターレU-18と対戦する。
くしくも川崎はクラ選関東大会決勝で当たり、東京が1-0で下した相手。再戦に士気が高揚しているだろう川崎を返り討ちにしたいところだが、彼らには熱心なサポーターがついている。東京にもファンの応援が欠かせない。トップチームの多摩川クラシコを8月5日に控え、クラブの誇りをかけて負けられない一戦となる。
トーナメント表のもういっぽうの山を駆け上がってきたモンテディオ山形ユースが浦和レッドダイヤモンズユースと対戦するのも気にかかるところ。こちらは16時キックオフ。山形はプリンスリーグ東北で青森山田高校セカンドと尚志高校、高体連2強の後塵を拝する恰好になっているが、4位のベガルタ仙台ユースよりも勝点が6多い3位につけ、東北Jクラブユースの雄として奮闘している。
この山形と同じBグループでの競り合いを制して1位通過したのが川崎だけに、その勝負強さは侮れない。
FC東京U-23としてJ3リーグを並行して戦いながらBチームを中国遠征に派遣するなかでのスタートとなった今大会。初戦、グループステージ第1日のvs.FC町田ゼルビアユース戦に勝利したもののいきなり2失点を喫してしまい、このままではいけないと、チーム全体が引き締まった。メンバーを入れ替えながら松本山雅FC U-18、京都サンガF.C. U-18に完封勝利。3連勝でノックアウトステージへと進んだ。
ラウンド16では水溜りができパスをつないでいくのが難しいピッチコンディションのなか、いわゆる「縦ポン」で攻めてくるセレッソ大阪U-18に苦戦したものの2-1で勝利。雨中の決戦となった準々決勝のvs.湘南ベルマーレユース戦も6-2で制し、本日開催される準決勝への進出を決めた。
このところ品田愛斗や小林幹など2種登録選手の評価が上がっているが、好発進を切ることができたのは、初戦で2ゴールをマークした杉山伶央などJ3組の留守をあずかる選手たちのおかげ。J3が中断期間に入っているいま、両者は融合し、FC東京U-18は西が丘のピッチにすべてを賭して臨む。
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「クラブ経営から監督目線の戦術論、ピッチレベルで起こる試合の描写までフットボールの醍醐味を余すことなく盛り込んだ近未来フットボール・フィクション。サイドストーリとしての群青叶の恋の展開もお楽しみ」
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