青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

【有料記事/J1第23節第2報】室屋成が負傷離脱。中島翔哉の移籍も重なれば二重の痛手。篠田東京にまたも試練(2017/08/20)

・室屋成、次節以降の欠場が濃厚に。復帰までの編成に知恵を絞れ
・中島翔哉に替わる武器は?

◯室屋成、次節以降の欠場が濃厚に。復帰までの編成に知恵を絞れ

槙野智章のミドルシュートが左に逸れたあと、永井謙佑が右ウイングバックとしてピッチに入ってきた。それは同時に先発の室屋成が退いたことを意味する。後半6分のことだった。
室屋成の負傷による離脱は少々長引くかもしれない。篠田善之監督は言う。
「(室屋)成とは話していないけど、たぶん肉離れだと思う。自分からバツを出していたから。そうとう重いと思う。痛いね」

3バックの右を担当する徳永悠平が「外は完全に成に任せている」と言うとおり、90分間、ひとりで右の大外を激しく上下動する室屋は、3-1-4-2を採用してからのチームになくてはならない存在になっていた。ただ攻撃するだけでなく守備に戻り、そして88分が経ってもまだスプリントして前線に出ていく体力があるからこそ第22節の決勝点は生まれた。その室屋がいなくなるのなら、そもそも現状のサッカーが成り立たなくなる。
移籍が成立した場合はFC東京でのプレーが8月いっぱいまでとなる中島翔哉が「まだ移籍は決まっていないので、なんとも言えない。目の前の試合を全力でやるというところは変わらないですし、サッカーを楽しんでプレーできればいいと思う」と言ってくれている点は心強いが、彼が欧州へ旅立つケースを想定すれば、

(残り 834文字/全文: 1426文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ