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かぎりなくJ1に近づいた岡崎慎、マンデーナイトの味スタで何を見せる?

ピーター ウタカがレッドカードで退場、それに伴う布陣変更で中盤化したユ インスがあまりフィニッシュに絡めず、10人で同点に追いつく劇的な展開ではあったものの、どこかにもやもやが残った昨日15日のJ1第29節vs.ヴァンフォーレ甲府戦。この試合のベンチに、もし途中から出場すればそれがJ1デビューとなる選手が座っていた。新人の岡崎慎である。
FC東京U-18から正式にトップ昇格して1年め。高校三年生だった昨年からFC東京U-23でプレーしているが、まだトップの水は味わっていない。昨日も結局出場機会はなかった。ハーフタイムに徳永悠平が退き前田遼一に交替。後半45分間に切られたカードは橋本拳人と米本拓司だった。
プレー時間がなかっただけにもちろん体力的な問題はなく、何事もなければ、岡崎は今晩19時からのJ3第27節「FC東京U-23vs.ガイナーレ鳥取」に出場することとなるだろう。

vs.甲府戦後の岡崎は、月曜夜の味スタ決戦に向け、意欲を示していた。
「これがもしほかのチームだったら、J1でメンバーに入って試合に出られなかったとしたら、その週はそれで終わりになってしまう。でも東京にはJ3もあるので、自分たちはすごく恵まれている。メンバーが常に動いているチームですからそこはJ1に比べて難しいとは思うんですけど、そこも踏まえたうえでどうしたら個を出していけるか、これから詰めていかないといけない。勝点を獲るのも大事ですけど、プラスアルファ、何かを見せられるように、あした(16日)がんばりたいと思います」

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橋本と米本が順次投入されるのを横目に、監督の立場で考えたとき、自分には足りないものがあると岡崎は気づいた。
「昨日メンバー入りを伝えられたときはうれしかったですね。しかし

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