青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

三菱養和SCユースに完敗、2・11西が丘は3決へ。この“深川の屈辱”を教訓にできるか【新人戦第3戦第1報】

第3戦スターティングメンバー。

晴れ渡り、東京スカイツリーもはっきりと見える。

前半24分、最初の決定機を逃す。ヘディングシュートはキャプテンの寺山翼。このチームでは長身の部類で、セットプレーでターゲットとなる。

◯試合結果

2月4日、FC東京U-18は江東区の深川グランドで“新人戦”「平成29年度 第19回 東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会」決勝リーグ第3戦に臨み、三菱養和SCユースに0-4で敗れた。この結果、三菱養和SCユースが2勝1分けで決勝リーグ「2B」1位、FC東京U-18が2勝1敗で同2位となり、2月11日の味の素フィールド西が丘ではFC町田ゼルビアユースと対戦する3位決定戦に進むことが決まった。決勝戦は三菱養和SCユースと東京ヴェルディユースとでおこなわれる。

できればプレッシャーをかけて優位に立ちたい、パスをつないで崩したいとの思惑が双方に見えるものの、互いになかなかチャンスをつくることができない、一進一退の攻防。しかしフィジカルの強い前線に預けてそのまま運ばせる、自陣でボールを保持できそうになければかんたんにクリアするなど、はっきりしたプレーで綻びを見せず勢いをつける三菱養和SCユースのほうがやや有利という展開でファーストハーフの45分間は過ぎていった。終盤の前半39分、FC東京U-18は自陣右サイドを崩されて失点。その後42分から43分に立てつづけに三度ピンチを迎えるが、なんとかこの1失点のみでハーフタイムに入った。
しかし後半6分にPKで失点、後半24分には追いつこうと前がかりになったところを逆襲されて万事休す。敗色濃厚となったあとは次善の結果を求めるための切り換えができず、なおも三菱養和SCユースに攻め込まれ、後半34分にはクロスをニアで叩き込まれ4点めを失った。
先代までのチームがそうしてきたように、敗戦、あるいは苦戦を教訓に大きく成長することができるか。大切なのはこのあとの姿勢だ。

後半15分、今村涼一のヘディングシュートは相手ゴールキーパーにキャッチされる。

三菱養和SCユースはFC東京U-18のシュートを徹底してブロックしようとした。

◯試合経過と分析

(残り 1991文字/全文: 3232文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ