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移籍後初となる富樫敬真の秒殺ゴールと梶山陽平の技あり弾で先行するも、伊藤翔の2ゴールで追いつかれ悔しい引き分け【ルヴァンカップGS第4節】

4月18日、FC東京はホーム味の素スタジアムに横浜F・マリノスを迎えてルヴァンカップグループステージ第4節に臨み、2-2で引き分けた。同じAグループのもう一試合でアルビレックス新潟がベガルタ仙台に勝ったこともあり、まだ東京にもグループステージ突破の可能性は残されているが、2点リードしながら追いつかれ、悔しい結果となった。

○狙ったアクシデント。山田将之のロングボールを起点に富樫敬真が移籍後初ゴール
前半1分、相手ゴールキーパーとディフェンダーが衝突して東京の2トップ、梶山陽平と富樫敬真の前にはがら空きのゴールが広がった。この無人となったゴールになんなく富樫が押し込み、秒殺で今シーズンの公式戦初得点。東京が先制した。サイドからのクロスと中央のロングフィードとのちがいはあるが、相手守備陣の連携ミスを引き起こしたという点では、アトランタ五輪の日本代表vs.ブラジル代表戦で伊東輝悦が決めたあのゴールを思い起こさせる一撃。開始12秒に奪ったリードによってポジティヴな雰囲気がスタジアムに充ちていった。
ハイラインの戦術を採用するマリノスに対し、ウラを狙うボールは意図的なもの。長谷川健太監督の意向を汲んだセンターバックの山田将之が長いボールを相手陣内へと送った。
「フィードは狙ったものでした」と、山田。多少アバウトなボールではあっても

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