気を緩めることなく赤鯱を封じよ！永井謙佑「自分たち主導でゲームを展開する」【J1第11節前日レポート】

2018年04月27日 22時40分　
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首位サンフレッチェ広島との直接対決を制して勝点差を6に縮めたFC東京は、あす4月28日、中二日でJ1第11節に臨む。対戦相手の名古屋グランパスはリーグ戦7連敗と絶不調だが、永井謙佑が「相手は負けつづけているからどんな布陣でくるか読めない部分もある。自分たち主導でゲームを展開できるようにすることがいちばん」と言うように、容易な相手ではない。こういう相手が連敗脱出をかけて士気を高め、V字回復をもくろむタイミングは非常に危険だ。
長谷川健太監督も気を緩めなかった。
「われわれもそうでしたけど長崎も4連勝していますし、Jリーグはひとつ歯車が噛み合ってくれば、どのチームもこういう（絶好調の）部分に入れるだけの力があると思っています。どのチームも力の差がないリーグ。東京も広島に勝ったからといって気が緩んだゲームをすると、また難しい時期を送らなければならなくなる」
名古屋は高い個の力がベースにある。開き直って個を全開にし、攻めて来られると厄介だ。

相手にやらせないためには、自分たちがアグレッシヴな守備で制圧し、一気呵成に点を獲るしかない。ここのところの東京は永井謙佑とディエゴオリヴェイラ、強力な2トップを活かして先行逃げ切り型のゲームを繰り広げている。昨年はピーターウタカ、大久保嘉人、永井謙佑が揃っても守備が弱体化していたが、ことしは永井とディエゴが前線から激しく追い、連動してチャンスをつくり、積極的にシュートを狙っている。長谷川監督が「自分たちがいまやっていることをピッチでできるかがポイント」と言うように、東京のサッカーで名古屋を押し切ることができるか否かが勝敗を分けるだろう。

「昨年は無駄走りになることも多かったけれど、ことしはかなり有機的に連動できているのでは？」と訊ねると、永井はたしかな手応えを語った。
「連続して動いているし、

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