後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

連戦のさなか、苦しいアウエーゲームを引き分け貴重な勝点1をゲット【J1第12節速報/無料公開】

5月2日、FC東京はノエビアスタジアム神戸でJ1第12節に臨み、0-0でヴィッセル神戸と引き分けた。順位は変わらず2位。永井謙佑の連続ゴールは3試合でストップした。
ここまで19得点の東京と17得点の神戸との対決とあっていかに失点しないかも大事なテーマだったが結果は痛み分け。毎試合得点を記録してきた神戸に得点を許さず、貴重な勝点1を加え、多摩川クラシコに向け青赤軍団は帰京する。
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前半17分、大森晃太郎のスルーパスに合わせた惜しいシュートが永井にあったがこれを神戸ゴールキーパーのキム スンギュに止められ、最初の45分間は0-0で折り返した。
セカンドハーフに入り1点を獲ろうと積極性を増した東京は後半9分、ディエゴ オリヴェイラが渾身の一撃を放つがボールはあさっての方向へ。三日後の多摩川クラシコのことも考えたのか、後半11分、東京はディエゴを下げて前田遼一を投入する。後半12分と21分には永井にまたも決定機が訪れるがここでも得点できず、24分に永井は米本拓司に交替した。
連戦で蓄積した疲労のせいか、あるいは雨天で天井を閉めきったことによる蒸し暑さのせいか、無得点の時間がつづく東京。緊密な守備組織を維持しながら攻撃の機会をうかがったものの、0-0のままタイムアップ。前田と米本もからだを張って失点を食い止める状況で攻撃に割く余力はあまり多くはないようにも見える状況下、引き分けに終わった。
センターバックの軸としていかんなく存在感を発揮している丸山祐市が「失点がつづいているなかで、(この試合で)失点をゼロに抑えられたことはチームとしても個人としてもよかった」と振り返ったように、今シーズンチームとして17得点の強力な攻撃陣を誇る神戸をゼロに抑えたことは大きな収穫。長谷川健太監督に無失点の要因を訊ねると「ポドルスキ選手がケガで交代したからではないですか(笑)。そんなことはありませんが」とジョークを飛ばしながら、守備陣の奮闘を讃えた。ただ、同時に「アウエーで勝点1を持って帰るのは非常にポジティヴ」と、疲労に苦しむなかでの引き分けを評価しながらも「できれば、セットプレーの数が多かったので、こういう展開のなかでセットプレーから一発(決勝点を)獲れるようになってくると、また(結果も)ちがうとは思うのですが、今後の課題として取り組んでいきたいと思います」とも。この点に関してキッカーの片割れだった小川諒也は「自分の精度が足りず、中の選手と合わなかった」と率直に反省。次善の結果を残しながらも、連戦という特殊な状況下で浮かび上がった課題に取り組み、東京は中二日で迎えるvs.川崎フロンターレ戦のための準備を進める。

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後藤勝渾身の一撃、フットボールを主題とした近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(装画:シャン・ジャン、挿画:高田桂)カンゼンより発売中!
書評
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「近未来の東京を舞台にしたサッカー小説・・・ですが、かなり意欲的なSF作品としても鑑賞に耐える作品です」
http://goo.gl/XlssTg
「クラブ経営から監督目線の戦術論、ピッチレベルで起こる試合の描写までフットボールの醍醐味を余すことなく盛り込んだ近未来フットボール・フィクション。サイドストーリーとしての群青叶の恋の展開もお楽しみ」
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『トーキョーワッショイ!プレミアム』は、フリーライターである後藤が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。試合のレポート、監督や選手のインタヴュー、コラムなど、他媒体では読めない量と質を追い求め、情報をお届けします。
FC東京トップチームのほか、J3、U-18、関係他クラブや東京都のサッカーについてもお伝えしていきます。

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

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