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ジョーに決められたvs.名古屋戦の経験を活かしウェリントンを封じた丸山祐市、左を突破した小川諒也、連続得点が止まった永井謙佑の声【J1第12節第2報】

J1第12節vs.ヴィッセル神戸戦後の記者会見で試合の総括を終えた長谷川健太監督に、17得点の神戸を零封しえた要因を訊ねた。長谷川監督は「(ルーカス)ポドルスキ選手がケガで交代したからではないですか(笑)。そんなことはありませんが」と冗談を交えつつ、ディフェンス陣が守備の仕方を整理した旨を無失点の秘訣として語った。
「前回の名古屋戦ではジョー選手がいて非常に打点の高いヘディングでやられましたが、そういうなかでディフェンスラインがしっかりと体を張るところは張って、後ろに任せるところはしっかりと任せる。チャレンジ&カバーのところはしっかりとできていたと思います。ウェリントン選手に危ないボールが何回か入っていましたが、丸山(祐市)あたりが対応していましたし、森重(真人)も最後まで集中して対応してくれたと思っています」

森重、あるいはチャン ヒョンスが不在がちな今シーズン、プレシーズンマッチのvs.バヤンカラFC戦を含めて屋台骨を支えてきた丸山祐市の存在感が増している。前節はセットプレーで、名古屋のジョーに背後から頭ひとつ越されるようなヘディングでのゴールを許した丸山だったが、ノエビアスタジアム神戸では途中から出てきたウェリントンを抑えた。ミックスゾーンでこの点を訊ねると、丸山は謙虚にいっそうの精進を誓うのみだった。
「ぼく個人としては競り負けていた場面も多かったのですが、仕事はさせなかった。ただちょっとしたことが失点につながるので、もう一度映像を見直すなどして研究したい。今後(ウェリントンより)もっと強い選手と対戦するかもしれませんし、シーズン後半に再びジョー選手やウェリントン選手との再戦もあると思います。しっかり対策をして、

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