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肉薄する札幌に勝利を許さず2位堅持。難しいゲームをスコアレスドローで乗り切る【J1第14節】

5月13日、2位のFC東京は味の素スタジアムでJ1第14節に臨み、3位の北海道コンサドーレ札幌を相手に0-0で引き分けた。東京は2位の座を守ったが、昨日に勝利を収めているサンフレッチェ広島との勝点差は10に開いた。
復帰初戦となったチャン ヒョンスが開始直後の2分、シュートを撃とうとするジェイにからだを寄せて倒れ込ませれば、34分には左からのクロスに対して入ってきた菅大輝に森重真人が接近、フィニッシュをさせなかった。結果的に菅は胸トラップ後、腕に当たってハンドという判定になったが、両センターバックを含む守備陣が集中、協調して札幌の決定機を妨げて無失点。2トップが抑え込まれた場合の対策とフォワード以外の決定力に課題を残したものの、難敵に順位逆転を許さず、広島を追撃するポジションを保ったことは収穫だ。中断期間前最後のJ1リーグ戦となる5月20日のvs.サガン鳥栖戦に向け、ケンタ東京は万全を期す。

○矢島輝一がベンチ入り
過去に何度かあったミハイロ ペトロヴィッチ監督指揮下のサンフレッチェ広島や浦和レッズとの試合がそうだったように、あまりボールが外に出ず、プレーが止まらず、互いにチャンスがある拮抗した展開。流れが途切れなかった。さらに気温が引くこともあってスタミナの面でも両チームの選手に問題はなく、なかなか替え時が見つからない試合となった。
「大きなエラーがなくそれほど(傍目にわかるほど)疲弊している選手もいなかったので、なかなか交替が難しい状況ではありました」
長谷川健太監督はこう振り返った。加えて、

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