青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

お久しぶりねソーダイオカニー! 小平で蓮川壮大と岡庭愁人が躍動【練習試合vs.明治大学第2報/無料公開】

5月30日に実施されたFC東京と明治大学の練習試合では、後半の30分×2本にFC東京U-18出身で明治大学2年の蓮川壮大と1年の岡庭愁人が出場。蓮川と岡庭は進学後に鍛え上げた肉体を誇示するかのようにピッチを躍動、古巣を相手に高いパフォーマンスを発揮した。
練習試合終了後のコートでは、ふたりは旧交を温め、小平で流れる時間を堪能していた。蓮川と岡庭はそれぞれの代でFC東京U-18のキャプテンを務め、一昨年のプレミアリーグ最終戦ではともにこの日の練習試合と同じ奥側の天然芝で闘った男たち。FC東京を相手にしたこの練習試合がいい刺激になったようだ。

見違えるようなムキムキマンになったのは蓮川壮大。兄の雄大がリハビリに取り組んでいたたのと同じ施設でトレーニングに励み、筋肉の厚みを増したのだという。
「ユースのときは身体的な部分で通用する面もあったのですが、大学では2歳上、3歳上とプレーする機会がざらにある。何回も当たり負けをして、筋トレを増やすことを決意しました」
ただ筋量を増やすというのではなく、同時にアジリティを高めている。強い肉体と激しい動きは“変身”と形容するにふさわしい。

蓮川ほどではないにしろ、たくましくなったのは岡庭愁人も同じ。ひとまわり大きくなり、がっちりとしてきた。顔つきも引き締まっている。通常の練習に於ける対人で鍛えられるばかりか、個人で体幹までも鍛えている成果だ。この日の練習試合では得点にこそならなかったが、パンチのあるシュートを1本披露。観る者にインパクトを与えた。
「気持ちを込めて撃ちました。ゴール前まで入っていく運動量を自ら求めています」

蓮川も岡庭も「やがてはここに戻ってきたい」と口を揃えた。負けられないFC東京との戦いで気概を示した彼らには、明治大学でのポジション争いが待っている。厳しい競争を勝ち抜くべく己を磨く努力が、望む未来を切り拓く。

———–

後藤勝渾身の一撃、フットボールを主題とした近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(装画:シャン・ジャン、挿画:高田桂)カンゼンより発売中!
書評
http://thurinus.exblog.jp/21938532/
「近未来の東京を舞台にしたサッカー小説・・・ですが、かなり意欲的なSF作品としても鑑賞に耐える作品です」
http://goo.gl/XlssTg
「クラブ経営から監督目線の戦術論、ピッチレベルで起こる試合の描写までフットボールの醍醐味を余すことなく盛り込んだ近未来フットボール・フィクション。サイドストーリーとしての群青叶の恋の展開もお楽しみ」
———–

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」とは

 

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」について

『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンは平均して週4回の更新をめざしています。公開されるコンテンツは次のとおりです。

主なコンテンツ

●MATCH 試合後の取材も加味した観戦記など
●KODAIRA 練習レポートや日々の動静など
●新東京書簡 かつての専門紙での連載記事をルーツに持つ、ライター海江田哲朗と後藤勝のリレーコラムです。独特の何かが生まれてきます

そのほかコラム、ニュース、などなど……
新聞等はその都度「点」でマスの読者に届けるためのネタを選択せざるをえませんが、自由度が高い青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンでは、より少数の東京ファンに向け、他媒体では載らないような情報でもお伝えしていくことができます。すべての記事をならべると、その一年の移り変わりを体感できるはず。あなたもワッショイで激動のシーズンを体感しよう!

 

■過去1週間の記事一覧

○4/20
○4/19
○4/17
○4/16
○4/15
○4/14
○4/13

 

◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

ご購読方法

3STEPで簡単登録!

  1. お客様情報のご登録

    まずは簡単無料登録!
    必要な情報はメールアドレスだけ!

  2. コンテンツ、決済方法の選択

    豊富なお支払い方法! クレジットカード、キャリア決済も対応!

  3. コンテンツの購読完了!

    お手続き完了後、コンテンツ内の有料記事がすぐに全て読める!

無料会員登録

支払い方法ごとの詳細

各お支払い方法ごとに、詳しいお申し込み方法と閲覧期間の説明ページをご用意しました。下記リンクから、お進みください。

タグマ!とは

スポーツ、カルチャー、エンタメ。好きなジャンルをとことん読めるWEBマガジン

Push7リアルタイム更新通知に対応!記事更新をお手元の端末へダイレクト通知。気になる話題がいち早く!

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ