後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

髙萩洋次郎に比肩する存在となりうるか。「90分間ハードワークを貫徹し、結果を残す」品田愛斗、一段上のプレーメーカーへ【J3第13節Preview】

大阪のJ-GREEN堺で実施されたU-19日本代表候補トレーニングキャンプには、FC東京から品田愛斗、平川怜、原大智が参加していた。同キャンプに於けるU-19大学選抜との練習試合2試合めでは、30分から東洋大学の横山塁(FC東京U-18出身)とともに出場した品田が10番を背負い、50分、ループシュートによるダメ押しゴールを決めて2-0の勝利に貢献。存在感を示している。なお1点めは横山が得意のクロスでアシストしたもの。青赤のファンにとってはうれしい、FC東京勢の活躍だった。

この合宿に手応えがあったのだろう。小平で見た品田の顔は自信に充ち、何かに動じることがない安定感のようなものが彼の周囲に漂っていた。
常連組の選手も多くいたこの合宿で、これから代表定着をめざすフレッシュな顔ぶれのなかにいた品田は、10番を背負った感想をこう述べた。

「別に自分が中心というわけではなかったんですけど、J3のゲームがあって自分の動き自体も調子がよかったですし、自分のなかで少し余裕をもってやれるんじゃないかという感触があり、スタッフの方々にも期待していただいたところはあったと思います。10番がどうとかはないですけど、代表の現場でも気持ちよくやれたので、よかったかなと思います」

“余裕”というキーワードは得点場面についても用いられた。敵陣深く、相手のクリアを拾ってそのまま自らがシュートしてのゴール。求められていたこのかたちを堂々と実行するだけの余裕が彼にはあったのだ。
「相手も同年代だったのでそれなりに余裕はありました。求められているかたちの、

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