後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

廣末陸の速い反応、岡崎慎の速いライン操作、少ない声、そして低かった琉球の精度【J3第14節第2報】

廣末陸。

岡崎慎と柳貴博。

ジャキットと小川諒也。

J3第12節で鹿児島ユナイテッドFCに敗れた反省をもとに、濃密なトレーニングを経て臨んだ第13節vs.ブラウブリッツ秋田戦で、FC東京U-23はすばらしい守備を披露、アウエーで0-0の引き分けに持ち込んだ。センターバックの木村誠二は試合後、隣でコンビを組んでいた岡崎慎による最終ラインの上げ下げが速く、オフサイドをとることで優位に立てたという旨のコメントを残している。

岡崎が中心となるディフェンスラインで臨んだ2戦め、第14節のvs.FC琉球戦でも、1失点を喫したものの、全体としては2位の相手に対して悪くない内容だった。
ここ二試合に於けるラインコントロールの妙について訊ねると、岡崎は、最近までサイドバックで試合に出ていた賜物だ――とも聞こえる答えを返してきた。
「正直なところ、すごくきつかったサイドバックに比べると、センターバックでは体力が余るんですね。だからと言ってセンターバックでガシャガシャ前に上がったらおかしくなりますし。ラインの上げ下げは、(vs.ブラウブリッツ)秋田戦は特に安間(貴義)さんからも言われていて。とにかくコンパクトにして球際で戦えるような状況をうまくつくろうと、すごく言われていました。(vs.秋田戦は)サイドがジャキットと柳(貴博)くん、変なことがなければほぼやられないというふたりで、秋田もつないでくるというより、ぼかぼか蹴ってくるチームだったので。いちいちラインを上げずにひっくり返されて走って、上げて、ひっくり返されて走って、の繰り返しだと、どうしても前線もきつくなるので。そういった意味では、ディフェンスライン統一でなるべく前に前に上がり、オフサイドで全部削ればそれがいちばんいいかなと思ったので、そこは意識しました」
ラインを上げると、前線に向けて全体が圧縮され、

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