青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

「試合に出たい」平岡翼、全力疾走のつづきを相模原で【J3第15節Preview】

激走する平岡翼。

前節は2位琉球を相手にあと1点を決められず引き分け。最後のドリブルも勝利にはつながらなかった。気持ちが入っているぶん、立ち上がるまでに時間がかかった。

5月26日のvs.ガンバ大阪U-23戦を控えた二日前、小平を訪れていたごくわずかなサポーターが不安な面持ちになっていた。平岡翼が練習中に傷めたように見えたからだ。
さいわいにも翌日、メディカルスタッフの判断はOK。安間貴義トップチームコーチ兼FC東京U-23監督も「躍動してもらいましょう」と眼を細めた。
Panasonic Stadium Suitaを平岡は71分間走った。替わってピッチに入った原大智がゴールを決める。それが平岡に足りないものだった。
つづく第12節から第14節まで、平岡は途中出場。ベンチに回った。

FC東京U-23の先発メンバーはチーム単体で決まるものではない。トップチーム全体を考えてU-18を含むすべての選手たちを運用、J3リーグに臨む先発の11人が決まる。矢島輝一と原大智が2トップを組む背景には、トップチームの不足を補う目的が潜んでいるのだろう。平岡は必要とされるべき何かをアピールして、矢島と原のあいだに、そしてトップチームの抱えるプランの狭間に、割って入らなくてはならない。

**********

平川怜がU-18日本代表に招集された翌週、

(残り 1336文字/全文: 2035文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ