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SC相模原史上初のナイトゲームに乗り込んだFC東京U-23、PK1発に沈む。負傷後もプレーをつづけた矢島輝一、その熱い想いと、フィニッシュに対する小川諒也の気づき【J3第15節第1報】

6月23日、相模原ギオンスタジアムでJ3第15節に臨んだFC東京U-23は、1-0でホームのSC相模原に敗れた。前半11分、PKで先制ゴールを許した東京はほとんどの時間帯で優勢に立ち、撃たれたシュートはトータルで3本のみ。決めるべきシーンでシュートを決められず敗れた。

試合後、負傷した矢島輝一は自ら状況を説明。「やった瞬間は『終わった』と思ったが、試合中のアドレナリンもあり、負けている状況でゲームキャプテンを任せてもらっている身としてこのまま退くわけにはいかないと思い、安間貴義トップチームコーチ兼FC東京U-23監督にプレー続行を訴え、ピッチに戻った」という。キャンプ地の嬬恋に戻ったあと病院で検査を受ける予定だ。

移籍を発表した吉本一謙とU-23で初めていっしょに出場したスタジアムがここギオンス。その試合では思うようなプレーができなかったこともあり、結果を残したいという気持ちが強かった。矢島はリッピ ヴェローゾに「オレに行かせてくれ」と言い、PKを蹴った。
「結果、外してほんとうに申し訳ないですけど、あのタイミングで譲るというのは。やっぱり成長した姿を見せたかった。“まだまだ”と言われた感じです」

決定機を外し、自分のなかでやりきっていない想いがある。トップチームでの出場に近づいている手応えもあったこの時期の負傷が痛手とならないはずがないが、矢島は

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