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後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

後半戦のスタートは“FC東京U-24”の勝利! J1デビューの矢島輝一「落ち込むときもありましたけど」「自分はいま、夢のなかにいる」【J1第16節第1報/半分まで無料公開】

 7月18日、FC東京は三協フロンテア柏スタジアムでJ1第16節に臨み、柏レイソルを相手に0-1の勝利を収めた。負傷や移籍などで多くの離脱者を出した東京はベンチ入り18人の平均年齢が24.28歳という若いメンバーで日立台に乗り込み、これ以上ない結果を手にして帰京する。
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 序列が低い状態にいた自身をJ1初出場というところにまで連れてくるには、そうとうな精神力が必要だったはず。いま、あなたは自分で自分自身の意志の力をどう評価しているのか──こう訊ねると、矢島輝一は詩的な言葉をまじえてFC東京の日々を振り返った。
「落ち込むときも多少ありましたけど、FC東京でプレーしたくて入ってきたので、そんなところでくさっている暇はないし。自分はいま、夢のなかにいる、その夢のなかをいい状態で進みたいという思いがあったので、そんなに苦しみばかりじゃなかったかな、と。5人、6人でやっている練習のなかでも、安間さんを中心にすごくいいメニューを組んでくれましたし、そこから一歩ずつアピールできてきた。うまく段階を踏んで、きょうにいたったかな、と思います」

 その一段いちだんが、決して楽ではなかった。矢島輝一に話を聞くたび、全体合流の時期はずれていった。もう復帰しているはずの沖縄二次キャンプで、彼はまだ単独のメニューに励んでいた。特別指定選手時代以来となるJ3出場を4月1日のJ3第5節で迎えることすら、奇蹟のような重みがあった。
「待ちに待ったというか、シーズン出遅れて、紅白戦にも出られず、ずっと(小平の)端でずっとやっている日々がつづいたんですけど、そこでもモチベーション高くやった結果がこういう巡り合わせになったんだと思います。点を獲れればよかったんですけど、でも自分の特長を出せた部分は少しはあったので。もっとできると思いますけど、まずは(J1の)試合に出ることができてよかったと思います」

 端。11対11のゲームがおこなわれているその横で、ゲームに加われない選手数人は、安間塾で別の練習に励むしかない。矢島はその時間をむだにしなかった。はじめてのJ1となったこの試合でも、矢島はJ3で見せるのと同じようにシュートを決められず、同じように悔しがった。同じ水準で臨み、違和感なく、ふだんどおりに振る舞っていた。そこが驚きだった。
「それはほんとうに、安間(貴義)さんと練習を積んだことが大きい。J3ではなかなか勝てていないですけど、J3で戦っているメンバーがこういうところで活躍しないと、

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