後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

教訓と呼ぶには痛い1敗。引き際を見誤り、勝点1を逃す【J1第21節第1報】

 8月10日、FC東京はPanasonic Stadium Suita(市立吹田サッカースタジアム)でJ1第21節に臨み、ガンバ大阪と対戦。2-1で敗れた。
 森保一日本代表監督も視察に訪れたこの一戦で東京は試合開始直後から何度となくガンバゴール前に進入するが1点も決められず、前半34分、セットプレーの場面で、ファーサイドでのこぼれ球をファビオに転がされ、相手に先制を許してしまう。
前半終了間際、打ぼくで右ひざのあたりを痛めた東慶悟に替えて田邉草民を送り込んだ東京はなおもガンバを攻め立て、富樫敬真に替えてリンス、大森晃太郎に替えて永井謙佑を送り込む。ディエゴ オリヴェイラの単独プレーが目につくようになった終盤の後半41分、そのディエゴが半ば強引にペナルティボックス内を蛇行して左足のシュートを叩き込み、ついに同点に追いつく。
 この時点で既に攻守の切り替えが満足にできないほど疲弊していた東京は、2点めを獲ろうと攻撃的な姿勢を維持、ゴールを狙いつづけた。しかし東京はラストワンプレーで引き際を見誤る。チャン ヒョンスが攻め上がった東京は後方のリスク管理が不十分で、カウンターのかたちになったあと、ペナルティボックスの周囲、揺さぶるようなガンバのパスワークに対応できず、アデミウソンに左足のシュートを決められ、スコアを2-1とされて万事休す。もはや反撃の時間はなく、誰の眼にも明らかなように、東京は決定力と判断力の欠如によって勝点を逃してしまった。
 試合後の長谷川健太監督は口調を抑制しつつも、

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