両チームとも原トーキョー! 石川直宏CC、東京ドロンパも出席のOB戦メンバー発表で“ヒロミ節”が炸裂【20周年記念ニュース/無料公開】
◆豪華メンバー発表! FC東京vs.東京ガス?
9月25日、FC東京はJFAハウスでOB戦出場メンバーの組み分けを発表した。このOB戦は29日に味の素スタジアムで開催のJ1第28節「FC東京vs.清水エスパルス」試合開始前にクラブ創立20周年記念のイベントとして実施するもので、東京ガスFC時代から2010年代にいたるまでの選手が参加を予定している。
発表にあたっては原博実Jリーグ副理事長、石川直宏クラブコミュニケーター、東京ドロンパが登壇。この一戦にかける想いを述べた。
対戦するBLUE、RED両チームの組み分けは以下のとおり。
【TEAM BLUE】
背番号とポジション | 氏名と所属年 |
1/GK | 榎本達也/2015-2016 |
3/DF | ジャーン/2002-2006 |
8/DF | 藤山竜仁/1999-2009 |
17/DF | 金沢浄/2003-2009 |
35/DF | 下田光平/2008-2012 |
7/MF | 浅利悟/1999-2009 |
15/MF | 鈴木規郎/2002-2007 |
14/MF | 馬場憂太/2002-2007 |
22/MF | 羽生直剛/2008-2016 |
32/MF | ネマニャ ヴチチェヴィッチ/2012-2013 |
18/MF | 石川直宏/2002-2017 |
32/FW | 近藤祐介/2003-2009 |
13/FW | 平山相太/2006-2016 |
9/FW | カボレ/2008-2009 |
49/FW | ルーカス/2004-2007/2011-2013 |
【TEAM RED】
背番号とポジション | 氏名と所属年 |
1/GK | 堀池洋充/1999-2000 |
6/DF | 小峯隆幸/1999-2003 |
15/DF | 伊藤哲也/2001-2003 |
19/DF | 北慎/1999-2000 |
16/MF | 小池知己/1999-2001 |
14/MF | 佐藤由紀彦/1999-2002 |
24/MF | 小林成光/1999-2005 |
13/MF | 加賀見健介/1999-2003 |
10/MF | 奥原崇/1999 |
19/MF | ケリー/2001-2004 |
32/FW | 笠木新/2000 |
18/FW | 岡元勇人/1999-2000 |
11/FW | 阿部吉朗/2002-2006 |
11/FW | アマラオ/1999-2003 |
◆原博実総監督、おおいに語る!
「参加メンバーが足りない場合は、総監督にお願いして(出ていただく)?」と石川CCが話をふると、今回、OB戦の両チームを同時に指揮する総監督を務める原副理事長(2002-2005、2007監督)は「(それもいいですが)当日、ご都合のいい方は来ていただければ! “使っちゃいます”」と、石川CC獲得時の口説き文句を彷彿とさせる“名言”で追加エントリーを呼びかけた。原総監督は東京ドロンパにも「ドロンパ出る?」と声をかけるほどだっただけに、飛び入り出場者があらわれる可能性も捨てきれない。
「(先発メンバーは)当日、体型を見て決めます。現役当時のイメージで考えていても、いまどうなっているかわからないので……。まあ、真面目に準備をして肉離れを起こしている方もいるかもしれないので、みなさんの顔を見て、決めたいと思います」
古参のファンには懐かしい顔ぶれだが、それは原副理事長にとっても同様だったようで、OBや、自身について語り始めると、舌はかなり滑らかになった。
「阿部ちゃん(阿部吉朗)がなんで昔からのチームに入っているかというと──阿部ちゃんはそれでいいかな、と」
原副理事長のなかでは阿部さんの扱いが相変わらずのようだが、東京在籍時はコンビネーションもよかったアマラオさんとの“ダブル11番”でREDチームが優勢に立つのだろうか!?
以前、やはり同じ味スタで実施したOB戦を「ゴール前まで行かず、点が入らなかった。それは納得できない」と反省。「点が入らないといまのFC東京みたくなっちゃうから」とユーモアまじりに苦言を呈しつつ、最後は「ゴール前のシーンが多くなるように、“シュート撃て!”と言われないようにがんばります」と、気合を入れた。
当日は原総監督の許、選手としてピッチに臨む石川CCも、熱い気持ちが抑えきれないようだった。現役時代にライバルだった佐藤由紀彦さん(現FC東京U-15むさしコーチ)との対戦は盛り上がること確実だ。
「さきほど原さんにも仰っていただきましたけど、いまのFC東京があるのは、こういった選手たちが積み重ねてきた歴史があるから。ナビスコで原さんが監督をされていたときに優勝したり、2010年、J2に降格したり。苦しいときもうれしいときもこういたメンバーと戦い、先輩たちの想いを胸にプレーしてきました。いまの選手だけでなく、ファン、サポーターの方にも、みんなで戦いひとつになってつながっている姿をお見せしたいと思いますし、残りのシーズンしっかりと出しきって自分たちの目標をかなえ、今後の歴史をつくっていけるように、まずはピッチの上で表現したいと思います」(石川CC)
はたして東京が誇るレジェンドたちは、これがFC東京だというサッカーを披露し、苦しむ現役イレヴンに刺激を与えることができるのか?
29日、クラブ創立20周年の歴史を刻むOBたちが、その年月を背負い、クラブそのものを後押しする!
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◆書評
http://thurinus.exblog.jp/21938532/
「近未来の東京を舞台にしたサッカー小説・・・ですが、かなり意欲的なSF作品としても鑑賞に耐える作品です」
http://goo.gl/XlssTg
「クラブ経営から監督目線の戦術論、ピッチレベルで起こる試合の描写までフットボールの醍醐味を余すことなく盛り込んだ近未来フットボール・フィクション。サイドストーリーとしての群青叶の恋の展開もお楽しみ」
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