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共同記者会見と選手コメント~外山凌、間瀬秀一監督(ブラウブリッツ秋田)/湯本創也、平岡翼、安間貴義トップチームコーチ兼FC東京U-23監督(FC東京U-23)【J3第27節第2報】

 

秋田のキープレーヤー、外山凌とマッチアップした湯本創也。

◆外山凌(ブラウブリッツ秋田)

──前半と後半それぞれ半分は主導権を掌握していたにもかかわらず負けたことに悔しさが募るのでは?
外山凌 まあただ、けっこうどの試合もぼくらはボールを握って試合を進めることが多いんですけど、やっぱり最終ラインで突破するという相手にとって怖い攻撃が、なかなかできなくて。ただうしろで廻していて、うしろで人数がかかってはいるけど前に人数がかからない、みたいな展開が多いので、やっぱりこれを全員で。廻しているだけでなく、最終ラインを突破するサッカーをしないといけないな、と。それは監督も仰っていますし、そういうものが大事だと思っています。

◆間瀬秀一監督(ブラウブリッツ秋田)

──(J2昇格の可能性がなくなったが)今後の残り試合のモチベーションは。
間瀬秀一監督 うん……あの、まずおおいなるモチベーションがあります。なぜなら、私自身が、自分自身が打ち出したサッカーというものに対して、信念があり、そしていっさいブレることなく積み上げる、決意があるからです。
 ですので、まあ、ここまで勝ったり負けたり引き分けたりしたんですけど、このサッカー、私自身が考えるサッカーというのは、選手自身がやっていて喜びを感じ、観ているひとが喜びを感じるような攻撃的なサッカーはつづけていくので、いまやっている方向で、さらに未来に向けてですよ、ブラウブリッツ(秋田)の未来へ向けて、構築をしていくだけです。はい。
 あとはもちろん、昇格はかなわないのかもしれませんけど、ほんとうに残り試合で、ほんっとに数多く、秋田のみなさんと喜び合いたい、と。そのための取り組みをつづけます。
──ラストチャンスで選手が硬くなってしまった?
間瀬秀一監督 いや、いっさいないです。むしろほんとにそこが、彼らが強気で戦ってくれたことが、私自身後悔していない理由です。
──左サイドから外山(凌)選手がチャンスをつくる場面が多かったようですが、きょうの相手のメンバーを見てのことなのか、それとも事前に準備していた策なのか、いかがでしょうか。
間瀬秀一監督 私自身、うん、今季途中で秋田の監督に就任してからは、ほとんど相手を見たことはないです。やはり自分たちのサッカーを積み上げるといううえで、つづけていることなので。むしろ選手たちはインテリジェンスをもって、その都度その都度対面した相手に対して、賢い立ち位置をとり、崩すというのが私自身の考えです。が、もし、外山凌がサイドを崩せているような場面があったとしたら、ふだんの鍛錬のなかから、彼ももしくは彼のサイドで即興で出したものです。

◆湯本創也(FC東京U-23 from FC東京U-18)

──きょう、こちらに出ることになった背景は?

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