後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

長谷川健太監督いわく「目標が明確になっている」。3位をめざす青赤軍団、ACL出場権獲得をかけ一戦必勝の体制でラスト3に臨む【今週の小平】

 

一試合ごとに最適化した編成で臨もうとしている長谷川健太監督。「18人という大枠ではチョイスを考えていきたい」と、ジュビロ磐田に対して有効なカードの投入を示唆したが、はたしてどうなるか。写真は平岡翼とともに居残りで練習に励む原大智。


 
◆ACLに向け負けられない一戦
 
 現在5位のFC東京は、3位の鹿島アントラーズと勝点3差。ただし鹿島のほうが1試合多く消化しているため、第32節でジュビロ磐田に勝てば勝点で並び、得失点差で上回ることができる。しかし4位の北海道コンサドーレ札幌には勝点で2差をつけられている。東京が残り3試合に全勝したとしても、札幌が一度引き分けるか敗れなければ、抜き去ることはできない。一つひとつ眼前の相手に勝っていく以外に、ACLにつながる路はなく、ここから先は1節1節が決勝戦のようなものだ。
 
 長谷川健太監督は「目標が明確(3位)になっている。先週同様、精力的にトレーニングをしてくれていると思います。(8試合勝ちなし期間の)どツボから抜け出し、雰囲気がよくなってきたなかで、名古屋に勝ち、セレッソには敗れましたが内容の悪くない試合ができました。士気は上がってきていると思います」と言う。やはり名古屋グランパスに敵地で快勝したあの一戦がターニングポイントとなったようだ。好調を維持している。
 
 対する磐田は勝点40の12位。中位に見えるが、16位のサガン鳥栖との勝点差はわずかに4。残留を確定的にするために白星が欲しい状況ではあるものの、守りを固めて勝点1を狙う可能性もある。もともと相手陣内でのポゼッションが少なめで、比較的守ってカウンターという傾向があるチームだ。
 長谷川健太監督は「引いた相手を崩せるようになれば優勝候補」と言うが、まさにそのシチュエーションで戦うことになるのかもしれない第32節となる。
 
 現在のJ1でボールを支配しパスを多用して主体的にゲームを進めようとするスタイルのチームは川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸、横浜F・マリノス、名古屋グランパス。前節対戦したマリノスとは、

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