後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

着実に成長の跡を刻む矢島輝一。華麗なるゴールが生まれる背景と、さらに伸ばすべきもの【今週の小平】

 

 
◆ゴールが生まれた理由
 
 基本的にはトップチームと同じ戦い方を志向するが、個々の特長を理解し、活かそうとした結果がJ3第30節の先制点になった――と矢島輝一。敵地でグルージャ盛岡を相手に決めたゴールはじつに華麗だった。トップでもなかなか見られないような崩し方の1点だった。
 
「(平川)怜があの(ゴール付近で左ハーフスペース辺りに生じた)ギャップをとったのもそうですし、そこにしっかり(内田宅哉のパスを受けた鈴木)智也がクサビを入れてターンできて、そのあいだにうっちー(内田)がまわっているというのも、それぞれの特長が出ていました。中にも(富樫)敬真くんとぼくの二枚がいたのですごくいい流れだったかと思います」
 
 この場面にかぎらず、前節のFC東京U-23は波が押し寄せるように、常に複数の選手がゴール前に殺到していた。得点の意識が高い。ゴール前に人数をかけたことで、得点の確率を上げていた。
 
「いま、フォワードは練習でも揃って好調で、いい状態にあります。(競争のうえでは)“試合で点を獲ったもの勝ち”というところがある。それだけがすべてではということは承知していますけれども、フォワードの場合は

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