林彰洋と室屋成、雄弁だったミックスゾーン【J1第32節第2報】
守っては林彰洋が防ぎ、攻めては室屋成がチャンスをつくったJ1第32節。やはりというべきか、試合後のミックスゾーンでもこのふたりの周囲に人だかりができた。ACL出場権獲得をめざすうえでは痛い引き分け。残念な結果ではあったが、何度となく好プレーを見せた林と室屋の表情には覇気があった。
◆自信を取り戻した林彰洋
一時は「前に出る/出ない」の判断に不安があった林だが、この試合では出るべきときに前に出て、確実に遠くへと弾いていた。そして1対1の場面で失点を防いでいた。個人としての出来について訊ねると、林はすっかり自信を取り戻したようすだった。
「(個人としては)シーズンを通してアップダウンが多かった部分はあると思います。最近、やっとアグレッシヴさを取り戻すことができ、判断についても割り切りができるようになってきた。もっと成長できるんじゃないかという手応えも感じているので、継続してやっていきたいと思います」
林だけでなく、全員がからだを張り、自陣を守っていた。林は、相手のカウンターに対しては、
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