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後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

右サイドバックで出場内田宅哉、特別指定で78日ぶりにJ3出場渡辺剛の“いい動き”に注目【J3第32節第2報】

 
◆山田の両脇で奮闘した内田と渡辺
 

Y.S.C.C.横浜の11番北脇健慈を上回るスピードで相手のカウンターアタックを阻止した渡辺剛。能力の高さを見せた。


序盤は慎重だったが、じょじょに得意のサイド攻撃を繰り出すようになったサイドバックで出場の内田宅哉。


 J3第32節の完封劇は、抜群の安定感でゴールを死守した大久保択生はもちろん、キャプテンマークを巻きディフェンスラインを統率した山田将之の奮闘もあってのことだろう。ふたりのオーバーエイジ(OA)がもたらした効果は絶大だった。
山田の右は、サイドハーフを主戦場とする内田宅哉。左は特別指定で中央大学からやってきている渡辺剛。練習をする時間はあったにしても、4バックの常連ではないふたりを両脇に従えてのプレーは容易ではなかったはずだ。
 
 ただ、内田と渡辺のパフォーマンスが悪かったわけではない。むしろいいプレーが目についた。内田は守備を的確のこなして穴を空けず、ビルドアップに加わりながら、攻撃参加も。前半アディショナルタイム、カウンターで左を駆け上がった富樫敬真のクロスに対して逆サイドからゴール前に入っていった。渡辺は空中戦でY.S.C.C.横浜の前線に競り勝ち、対人でも相手をなぎ倒して高さと強さを見せながら、前半35分にはカウンターで自陣左のウラを破られそうになったところ、俊足で追いついて前を塞ぎ、ラストパスを阻んだ。
 不慣れどころか、有効なプレーができていた。
 
◆安間監督の評価は?
 

安間貴義トップチームコーチ兼FC東京U-23監督。個々の特長を活かした作戦を立案、勝利に結びつけた。


 ふたりの活躍について安間貴義トップチームコーチ兼FC東京U-23監督に訊ねると、答えはこうだった。
「きょう対戦したY.S.C.C.はリーグで2番めにボールを動かすチーム(FC琉球のようなボール支配型)なので、なんでもかんでも防ぐのではなく、まずクサビを防いで外は捨てていい、と。なぜならツヨシ(渡辺剛)と、山田(将之)と、(大久保)択生がいるならば、上がったイージーボールをしっかりと弾いてくれる。ストロングポイントで戦おうという話をして、空中戦で強さを見せてくれましたし、仰るように(前半35分のカウンターを防いだ場面)サイドバックの背後を前半、特に相手は狙ってきていましたが、しっかりとケアして相手にやらせなかった。リスクマネジメントもできていると思います。今後が楽しみな選手かなと思っています。
 内田に関しては、

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