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後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

FC東京U-23、有終の美を飾れず完封負け。今冬市場注目の平岡翼は険しい表情。安間監督は「タスクのスピードを活かしきれなかった」【J3第33節第1報】

 

飄々とした梶山陽平と東京ドロンパに癒やされる西が丘。


タイムアップの瞬間くずおれた平岡翼を富樫敬真が助け起こす。


ファンに深々と一礼。


悔し泣き。


◆敗戦
 
 11月23日、FC東京U-23は味の素フィールド西が丘でJ3第33節に臨み、AC長野パルセイロと対戦。0-1で敗れた。奇数チーム制のため各節に休みのチームができる今シーズン、東京は第34節が休みにあたり、他チームにさきがけて今シーズンのJ3リーグ全日程を終えた。成績は10勝16敗6分けの勝点36。契約満了での退団が発表されている平岡翼は先発フル出場、リッピ ヴェローゾは後半24分から途中出場した。
 前半45分間はほぼ長野のペースで、シュートはわずかに内田宅哉のヘディング1本。圧倒的に不利な状態からスタートし、先制点を与えてしまった。セカンドハーフに入ると両サイドとも活性化し、ウラを衝けるようになり、果敢にゴールへと迫ったが1点の壁が厚く届かなかった。
 交替で半分ずつプレーした前田遼一と富樫敬真を除くと唯一の“おとな”であり、ピッチ内でひとり若いチームメイトを鼓舞しなければならなかった、キャプテンマークを巻いた山田将之は「戦術以前に、一人ひとりの気持ちが見えなかったことが残念」と反省した。傍目には、1点を獲らなければならない終盤も、最終ラインの山田がパスを送る先を見つけるのに苦労する状況がつづいているように見えた。ここまでのシーズン終盤戦に漂っていたギラギラとした空気はなく、何かに気圧されているかのように選手たちの動きは鈍かった。
 
 J3のホーム最終戦とあり、試合後のセレモニーではチームを代表して安間貴義トップチームコーチ兼FC東京U-23監督が挨拶。
 

セレモニーで挨拶に立った安間貴義トップチームコーチ兼FC東京U-23監督。


「(今シーズンの)U-23の活動はきょうで最後ですが、まだFC東京としては2試合残っています。あしたのフロンターレ戦、最後の浦和戦には、このなかから、ベンチに、グラウンドに、脚を踏み入れる選手がいます。彼ら(U-23)は諦めることを知りません。ほんとうに最後の最後まで、トップの選手に喰らいつき、緊張感を与えてくれることと思います。そんな彼らと最後の最後まで戦ってくれたらうれしいと思います」と、チームを見守る人々に語りかけた。
 
◆平岡翼はどこへ?
 
 まだU-23がなかった頃、

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