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次代の10番との声にも焦らず足許を見つめる品田愛斗【今週の小平】

 

ボール扱いの技術をはじめとする己の武器を活かすためにも、ボールを奪ったあとの課題に取り組む品田愛斗。


◆愛斗の反応は?
 
 東京の10番を誰が継ぐべきか。アカデミーの選手がつけたほうがいいという一般論的な見方をしたときには橋本拳人が浮上するが、昨年まで石川直宏CCが背負っていた18番を継承したばかり。その前提で梶山は「(品田)愛斗が昔の梶山を見ているようだ、と何回か言われたので。もっとがんばって、つけられるようになってほしいですけど、チームがすぐ10番をつけさせるかどうかは、ぼくにはわかりません」と言っていた。
 
 現役引退セレモニーに臨んだ梶山陽平が試合後の取材で10番の後継者についてこう語った翌25日、小平グランドを訪れ、品田愛斗の反応を確かめた。
 くだんのコメントは、報道陣を煙に巻いた感もあるが、品田に対して『実力で奪い取れ』と伝えたようにも聞こえる。品田の解釈はこうだった。
「試合に出て活躍すれば、自ずとその背番号(10番)を着られるチャンスはある。その(梶山陽平の言う)とおりだと思います」
 
◆焦らずやれたら――しかし

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