最終節にプレミア残留の希望をつなぐ殊勲の決勝フリーキック弾。バングーナガンデ佳史扶「ギリギリのコースを意識した」【プレミア第17節第1報/Interview】
12月3日、FC東京U-18は味の素スタジアム 西競技場で高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 EAST 第17節に臨み、市立船橋高校と対戦。バングーナガンデ佳史扶が前半10分に挙げた直接フリーキックによる先制ゴールを守りきり、1-0の勝利を収めた。この結果、FC東京U-18は勝点を16に伸ばし、プレミア残留の望みを最終第18節につないだ。
得失点差で東京より優位に立っていた浦和レッドダイヤモンズユースが引き分けて勝点を19としたため、最終節で順位の逆転は難しく、残留を競う対象チームは浦和と同じ勝点19で8位のジュビロ磐田U-18となる。磐田の得失点差は-12、東京の得失点差は-11。磐田が敗れ、東京が勝った場合のみ、東京の残留が決定する。
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セットプレーでこの男の左足がうなり、この試合唯一の、残留の可能性を残すゴールを生んだ。そして芳賀日陽や鈴木智也とともに“槍”となり、U-18日本代表松尾勇佑とマッチアップするという痺れるシチュエーションで何度となく敵陣を破り、勝利を掴むべく相手に圧力をかけつづける役目を果たした。
試合後は当然のごとく“シャー”。マン・オブ・ザ・マッチ級の成果を挙げたバングーナガンデ佳史扶に話を訊いた。
◆チームを勝たせるゴールは小学生以来
――先制ゴールというか唯一の得点を決めちゃいましたね。
佳史扶 公式戦で、こういう自分の点でチームを勝たせることができたのは小学生以来で、ほんとうにうれしかった。得点自体はもちろんここまでに何回かありましたけど、自分のゴールが試合を決める1点になるというのは、ほんとうに小学生以来なんですよ。全国大会の埼玉予選でしたね。それ以来です。そのときはフォワードをやっていたのでフリーキックではなく、左足のシュートを決めたものだったんですけれども。
――蹴った瞬間の感触は?
佳史扶 蹴る前に、
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