U-15多摩川“中”ラシコは野澤零温、茂木秀人イファイン2トップ揃い踏みのゴールラッシュで深川が快勝! むさしを下した金沢との決勝へ【高円宮杯U-15】
12月27日、FC東京U-15深川は味の素フィールド西が丘で「高円宮杯 JFA 第30回全日本U-15サッカー選手権大会」準決勝に臨み、川崎フロンターレU-15と対戦。1-4の勝利(アウエー側扱い)を収め、決勝進出を決めた。もうひとつの準決勝では、準々決勝でFC東京U-15むさしを下したツエーゲン金沢U-15がPK戦の末に浦和レッズジュニアユースを撃破。この結果、決勝戦の組み合わせは深川対金沢に決まった。4試合中3試合が延長戦にまでもつれ込み、そのうち2試合はPK方式での勝ち上がり。堅守、抜群のタフさ、スタミナ、安定性、強度、シンプルながら練度の高い戦術を有する金沢を倒し、深川は栄冠を掴むことができるのだろうか。決勝戦は28日13時に、準決勝と同じ味の素フィールド西が丘でキックオフを迎える。
◆川崎の支配力に負けなかった深川
太田匡人FC東京U-15深川監督が「一人ひとりがまず守備から入ることを意識しています。攻撃が好きな選手が多いのですが、労を惜しまず汗をかいて、いい守備からいい攻撃につなげましょうという話はしています」と言うように、やはり球際、ハードワーク、激しいディフェンスがキーワードになる深川。この日は相手がボール支配に長けた川崎フロンターレU-15ということもあり、攻撃面に於いてもカウンターが主体。第一次大熊東京時代からのファンも納得の“東京感”あふれる気持ちのいい戦いで試合を進め、4ゴールを奪い、トップが苦手としている川崎を粉砕した。
前半37分、2トップの一角である9番茂木秀人イファインが頭で落としたボールに野澤零音が走り込み、右足でワンタッチのシュートを決めて深川が先制。しかし内容そのものは川崎のものだった。
身長178cmのセンターバック高井幸大と175cmのフォワード田中幹大を除くと小柄な選手が並ぶ川崎は
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