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スピードスターの活かし方~永井謙佑、新しい東京のサッカーで縦横無尽【コラム】

 

Shonan BMWスタジアム平塚。


 ゴリ押しを突き詰めるとゴリ破りになる。そう言いたくなるような決定機の数々だった。積極的に仕掛けていく永井謙佑とディエゴ オリヴェイラと久保建英、前線がかき回したあとに飛び込んでくる東慶悟と橋本拳人、ウラへと走り込む2トップにタテパスを供給する小川諒也、そして幻のゴールとなった直接フリーキックの森重真人。ゴールシーンに絡む勝利の立役者が何人も出現したJ1第2節で、永井がマン・オブ・ザ・マッチ級の働きをしたと評価することに異論のある方は少ないのではないだろうか。
 
◆守備組織を切り裂いた永井
 
「ピッチもけっこうスリッピーで、

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