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渡辺剛のプロ初ゴールで先制も後半に2失点。ネルシーニョの交替策に嵌められ黒星スタート【ルヴァンカップ第1節第1報/コメント:渡辺剛】

 

三協フロンテア柏スタジアム。

 3月6日、FC東京は三協フロンテア柏スタジアムで2019 JリーグYBCルヴァンカップ Bグループ第1節に臨み、柏レイソルと対戦。1-2で敗れ、無念の黒星発進となった。
 リーグ戦とはメンバーを総入れ替え。前半30分、今季正式加入の渡辺剛が太田宏介の右コーナーキックをヘディングで叩き込み先制。記念すべきプロ初ゴールで1点をリードしたが追加点を決められず。柏は後半20分にクリスティアーノを投入。先に入っていた瀬川祐輔とともに、前線を強化したかたちの柏はセンターフォワードのオルンガが一気に2点を獲り逆転。東京も矢島輝一、ユ インス、原太智を投入して攻勢をかけるがラスト、中央突破からの矢島のシュートはゴールキーパー正面。同点に追いつくことはできず、逆転負けで試合を終えた。
 守備時5-4-1、攻撃時3-4-3で5トップ状になることもある柏の可変式システムに対し、戦術的な準備をしていた東京は4バックが中盤と連携してよく守っていたが、個の力に抗いきれなかった。

◆ツヨシ殊勲の先制弾も……「チームを勝たせられないと、センターバックとしての価値はない」

 アシストをマークした太田宏介が得点場面を振り返った。
「コーナーキックに入る前に、(渡辺)剛を呼んで『オルンガの前に走ってきてくれ』と話をしました。意思の疎通は予想どおり。あれが剛のストロング」

 練習試合でもコーナーキックから得点を挙げていた渡辺は「自信があった」という。目にも留まらぬ──と形容したくなる素早さでゴール前に飛び込んできた。
「練習試合を重ねていく過程で、

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