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負けて収穫。手応えとともに課題を語った選手たち【ルヴァンカップ第1節第2報/コメント:内田宅哉】

 
「負けて収穫というと変ですが」と前置きしたうえで、長谷川健太監督はルヴァンカップの初戦について、何人か見るべき選手がいたという評価を下した。手応えのある内容だったということだろう。結果に関しても「2点めを獲るチャンスがあったので、そういうところで決めていれば試合結果が変わった可能性はあると思っています」と言うように勝てたかもしれないほどの出来ではあった。
 
 勝てなかっただけに当然悔しく、不出来の部分が気になる。あるいは内容がよかっただけに、よくなかったところが浮かび上がる。試合後のミックスゾーンにあらわれた選手たちは、充実感と憤りがないまぜになったような、不思議な表情をしていた。
 
◆守備力を示した内田宅哉
 
 2トップの一角で出場した内田宅哉は主にハードワークとディフェンスで見せた。これほど戦える選手なのだと、あらためて彼の強さに気づいたファンも多いのではないか。
 からだを張ってプレーしただけに、そうとう痛めつけられていたように映ったが――と声をかけると、内田はこう答えた。
「(2トップの)もうひとりがジャエルで、

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